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ホームページのサーバー移転とhttps化を同時に実行した時の手順

Last updated at Posted at 2018-09-17

状況

  • ドメインはvalue-domainで独自ドメインを自分で管理している
  • 月額5000円のブログシステム使用料を払っている
  • httpなのでhttpsにするとさらに管理費を取られる

何をしたいのか

  • ホームページを定評のあるエックスサーバーへ移行したい
  • https化して安全な通信を行えるようにしたい
  • ワードプレスに変えたい
  • 現在稼働しているホームページは新ホームページができるまで稼働させたい
  • 301リダイレクトをして恒久的に変更したい

何をやったか

ワードプレスを簡単インストールする

同時にサイトが完成して旧ブログサービスを解約するまでワードプレス側で検索エンジンに引っかからないように設定しておく。ワードプレスの設定から表示設定に行って検索エンジンに引っかからないようにチェックボックスを外す。

hostsファイルをサーバー宛に変える

編集して実際にページを見ようとすると今稼働しているホームページに飛ばされるので自分のコンピューターからだけはエックスサーバーに飛ぶようにする必要がある。管理者権限でメモ帳を開く必要があることに注意。以下の記事を参考のこと。

htaccessに記述する

1. ドメインの正規化

サーバーにアクセスされたらどうすべきかを指示できるのがhtaccess記述。今回はhttpやwwwサブドメインでアクセスされたらhttpsに行ってもらいたい。以下のコードを# BEGIN WordPressの前につける。

  1. RewriteEngine をOnにする
  2. wwwサブドメインでアクセスされたらhttpsに変換する
  3. httpでアクセスされてもhttpsに変換する
RewriteEngine On

RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*)$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%1/$1 [R=301,L]

RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

2. ページごとに301リダイレクト記述

RewriteRule ^article/14109966.html$ https://mydomain.jp/about-invisalign/ [R=301,L]

※1 ^はドメインを表すので古いページがディレクトリ配下にある場合には上記の article/は省略しない。
※2 スラッシュ(/)を先頭につける必要はない。^がスラッシュまで含んでいる。

3. ホームページを作成する

hostsで設定してあるので自分のPCからはエックスサーバーにつながるため地道に作る。ひたすら新しいページを作ってはhtaccessにページごとに301リダイレクト記述をしていく。それが終わったら内部リンクと画像の張替え、アイコンの作成を行って終了。あと、当サイトはGoogleMapを使っているのでAPI Keyを取得しワードプレス内の設定に記述。以下の記事を参照のこと。
https://nendeb.com/276

4. DNSレコード記述

ホームページが完成したら、いよいよDNS記述を変更することになる。Value-Domainにおけるネームサーバーが参照するDNSレコードのうち、Aレコードを書き換える。SSL指定したコモンネームをエックスサーバーのIPアドレスに変更する。今回はコモンネームはwwwサブドメイン付きドメインだったがdefaultとしてエックスサーバーのDNSで自動で設定されているwwwなしとワイルドカードも登録しておいた。

5. 待つ

24時間程度は待つこと。DNSの変更は時間がかかることで知られている。今回は12時間程度でDNS浸透が完了し、スマホからも見れるようになった。

6. google search consoleにhttpsも登録する。

サイトマップも作ってGoogle botに分かりやすく教える。Google Analyticsもhttpsに設定する。ワードプレスの検索エンジン回避のチェックを外す。Google botにクロールされ始めると気づかなかった404エラーを報告してくれる場合があるのでそのページを301リダイレクトする。

7. 旧ブログサービスを解約する

捕捉

SSL証明書に関して、エックスサーバーでは無料の証明書を発行できますが、これはDNSを変更しないと使えないため、CoreSSL(年額1000円)を契約しました。これでDNS変更前にhttpsのページを自分のPCから閲覧することが可能になります。

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