AWS Lambda Layersを試してみる

はじめに

Lambdaで共通処理を外出しできるLambda Layersが発表になりましたので試してみます
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-for-aws-lambda-use-any-programming-language-and-share-common-components/

イメージ的には以下の様な感じで、各Lambda関数にLayerを登録することができます
また、Layer自体もバージョン設定が可能です

今回はPythonを使用します

サンプル(Layer側)

import logging
def log(name, level):
    logger = logging.getLogger(name)
    logger.setLevel(level)
    formatter = '%(levelname)s : %(asctime)s : %(message)s'
    return logger

サンプル(呼び出し側)

from logger import log;

logger = log('sample', 20)
def lambda_handler(event, context):
    logger.info('event: {}'.format(event))

手順

Lambda Layerの作成

Lambda Layerに登録するには、Zipファイルとしてアップロードする必要があるためローカルでファイルを作成し圧縮します
圧縮は、Pythonという名称でディレクトリを作成した上でその中にファイルを作成します

$ mkdir python
$ emacs python/logger.py 
$ zip -r python.zip python/

Lambdaの管理コンソールからLayersをクリックします

Create layerをクリック

名称を入力して、先程作成してzipファイルをアップロードします

作成が完了しました

呼び出し側のLambda関数の作成

Create functionをクリック

Layerを登録するために、Layersをクリックして、Add a Layerをクリックします

先程作成したLayerのARNを入力します

Lambda関数を記述するために関数名をクリックします

サンプルコードを記述してSaveします

テストイベントの設定

Testを実行し、ログ出力されていることを確認します

Layerの修正

コードを修正してzipにします

$ zip -r python.zip python/
  adding: python/ (stored 0%)
  adding: python/logger.py (deflated 36%)

Create versionをクリック

先程のzipファイルを指定してCreate

この状況だとLambda関数に紐付いているLayerはバージョン1のままなのでバージョン2を登録します

バージョン2を登録します

古いバージョンを削除します

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