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Tableauでデータに地理的役割を追加する

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はじめに

TableauPublicで地理的役割を利用する方法と注意点を自分なりにまとめました。
この記事で使用するデータは以前の記事でスクレイピングしたsuumoの賃貸価格を使用します。
このデータにはaddressというカラムがあり、その物件の住所が載っています。
スクリーンショット 2022-04-06 10.39.10.png
今回はこの住所データを用いて地図上で物件の平均価格を表示させたいと思います。

#地理的役割を使用する方法
データペインから地理的役割として使用したいカラムを選び、▼マーク→地理的役割→該当する項目(今回は市区町村を選んでみました)で地理的役割を使用することができます。

スクリーンショット 2022-04-06 10.45.20.png

上記の操作をするとメジャーに緯度経度のカラムが生成されます。緯度を行、経度を列に配置すると世界地図が表示されます。その後、元々あったaddressカラムをマーク欄へドラッグ&ドロップすると地図上に住所が表示されるはずなのですが、TableauPublicは日本の細かい住所までは自動で読み取ってくれないので何も表示されません。
スクリーンショット 2022-04-06 10.55.16.png

そのような場合は右下の「○○箇所が不明」となっているところをクリックし、場所の編集からそれぞれの住所の緯度経度を入力することで地図上に表示させることができます。
スクリーンショット 2022-04-06 10.57.27.png

ただ、この方法だといちいち緯度と経度を入力しなくてはいけないので大変だと感じました。やはり、あらかじめデータファイルに緯度経度のカラムを作っておく方がtableau上での操作が減って楽だと思います。
今回はそこまで数が多くなかったのでGoogleMapで手動で緯度経度のデータを集めましたが、もっと数が多くなった場合はデータを集めるのにも工夫が必要だと思いました。

住所の粒度を取り直し、最終的に次の図を作成しました。
スクリーンショット 2022-04-06 12.12.11.png

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