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TouchDesigner Group SOPで番号による範囲指定

Last updated at Posted at 2018-10-02

TouchDesignerのSOPにあるGroup SOPのRangeがよくわからなかったのでメモ。
Rangeパラメーターは、SOPのPrimitiveやPointの番号によるグルーピングが可能になります。

#Primitiveの場合
Group SOPは単体では機能しません。
その前に何らかのSOPが必要なので、そのSOPとノードを繋ぎます。

今回はBox SOPGroup SOPを繋いでいます。
スクリーンショット 2018-10-02 15.11.37.png

そして上のスクリーンショットではGeometryに番号が付いていますが、Display Optionを表示(SOPをプレビューモードにしてPを押せば出ます)し、Primitive Numbersにチェックを入れると表示されます。
do.png

そして次にパラメータの設定です。
prim.png

1.Entity
PrimitiveのGroupなのでPrimitiveにします。
(デフォルトではPrimitive)

2.Use Number
番号による範囲指定をするためにONにします。
(デフォルトではOFF)

3.Operation
範囲指定のためGroup by Rangeを選択します。
選択肢は下記の3つです。

  • Group by Pattern
  • Group by Range
  • Group by Expression

4.Start / End
StartからEndで指定された範囲のPrimitiveがGroupの対象になります。
Endには下記のようなパラメータが入っていますが、これはデフォルトで入っているものです。
意味としてはこのGroup SOPへの入力0番目のPrimitiveの数となります。

len(me.inputs[0].prims)

今回はBox SOP1つしか繋いでいないのでBox SOPのPrimitiveの数ですね。
Startが0で、EndがPrimitiveの数なので全てのPrimitiveが対象になります。

5.Select_of_
これは何個おきに何個選ぶかを指定します。
この画像では2個おきに1個選ぶことになります。
つまり、このBox SOPで各Primitiveの番号は「0 1 2 3 4 5」と振られています。
2個に1個なので「0 2 4」と偶数が選択されることになります。

#Pointの場合
基本は一緒です。
今回はBoxではなくGridにしています。
スクリーンショット 2018-10-02 15.39.29.png

さらにAdd SOPを繋いでいますがGrid SOPがPolygonなので、Add SOPでGeometryを削除してPointだけにしています。
del.png

そしてパラメータです。
points2.png

1.Entity
Pointsに変更します。

2.Start / End
さっきと似ていますが、primsではなくpointsにします。

len(me.inputs[0].points)

より理解を深めるためにStartを10、Endを上記のパラメータから10引いて90としています。
これで10番目から90番目のPointが選択の対象になりました。

さらにSelect_of_を2と5にしてみました。
これは5個おきに2個選択という意味なので、10番目のPointから始めて最初の2個を選択、その後は5個おきに2個ずつ90番目のPointまで選択ということになります。

こういったグルーピングができると、あるGeometryの特定のPrimitiveやPointをTransformなどで動かすことができますね:smiley::raised_hands:

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