https://qiita.com/advent-calendar/2022/kddi-tech
の13日目です。
はじめに
非エンジニアの私の目を通してKDDIテクノロジーで苦労したことや、KDDIテクノロジーの仕事のスタイルなど感じるところをご紹介できればと思います。
想定読者
「KDDIテクノロジーってどんな会社?」と少しでも興味のあるエンジニア、求職者の皆様。
私のバックグラウンド
2001年に合併したてのKDDIに新卒入社し、交換機の仕様作成をやったり、海外でネットワーク機器系のSEをやったりした後、携帯電話の企画部門や開発部門で15年ほど携帯電話に関わる仕事をしてきました。
比較的最近のお仕事は、シニア向けの携帯電話やスマートフォンの企画をしたり、メッセージアプリの企画などに携わりました。
2021年の4月より、KDDIテクノロジー開発4部部長です。
コロナ真っただ中の異動
企画の仕事から一転、2021年4月に今の職場に赴任してきたのですが、オフィスではリモートワークがフル活用されており、一応毎日出社してみるのですが、部のメンバーに合うのもままならない。ようやく全員に会えたのはゴールデンウィークの連休明けでした。
会社の仕組みはほぼすべてオンラインでできるので、人によっては1か月以上出社しない人もいるとのこと。外から入ってきた私にはリアルでのお付き合いが無いメンバーで働いたので、メタバースってこんな感じなのかしら?と新しい世界を体感した気分でした。
開発の仕事とプロジェクト管理
仕事は部署の名前通り開発が中心になっています。
私がメタバースの次に感じたカルチャーショックが、「プロジェクト毎」の管理です。それまで長年慣れてきたのは、月ごと施策ごとの管理だったのですが、当社ではプロジェクト毎の収支管理が行われております。
プロジェクト毎に予定を立て、支出を細かく管理できるので、稲盛和夫さんの「アメーバ経営」に近いことができます。
プロジェクトのメンバーは人件費や必要な物品の購入、SaaS利用料などを計上することで、メンバーの誰からもプロジェクト毎の収支が見えるようになっていて、1人1人がコスト管理をしっかりできるユニークな仕組みだと感じました。
控えめ真面目なエンジニア
厳密なプロジェクト管理の賜物か、それとも元来真面目なエンジニアが集まっているのか、みなさん超まじめ!というのが私の第一印象でした。
雑談もできるようになると、実はプロジェクト以外にもこんな取り組みしてみたいとか、設備を買ってみたいという話を聞けるようになりました。そんなのやったらいいじゃん!と感じましたが、これもカルチャーの違いかもしれません。
予算取ってきて、企画して、稟議書起案して、ガンガン進めております。(稟議書が得意という大企業病的なスキルですが、皆さんの役に立って良かった)
ビジネスの話
新サービスや新プロダクトを考えたり、世に出すハードルは低いように感じます。
会社が100名ちょっと、決裁のステップが少ないので、判断が迅速です。スケールさせるものは本社でやれば良いと思いますが、ちょっと試してみたい、世に問うてみたい、といったチャレンジは非常に進めやすいです。
様々な外のお客様の要望で開発をするのも良し、自分で考えてやってみるのも良し、自由でフラットな雰囲気です。
というわけで、非エンジニアなりに、企画と開発を含むような活動も取組めてエキサイティングな毎日ですが、来年はそういった仕込みをお披露目する年になりそうなので、ご期待ください。