デバイスを確認する
Raspberry PiにUSB接続のSSDを接続して、どのように認識されているかを確認します。
$ sudo fdisk -l
...
Disk /dev/sda: 223.6 GiB, 240057409536 bytes, 468862128 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0xdd64f005
Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sda1 * 2048 468862127 468860080 223.6G 7 HPFS/NTFS/exFAT
パーティションの作成とフォーマット
パーティションを初期化します。
$ sudo fdisk /dev/sda
- dでパーティションを削除。
- nで新しいパーティションを作成。
- pで現在の状態を確認。
wでここまでの設定を反映させて終了します。
ext4形式でフォーマットします。
$ sudo mkfs.ext4 /dev/sda1
マウントポイントの作成
マウントポイントを作成します。
/mnt/
に適当な名前のディレクトリを作ります。
$ sudo mkdir /mnt/ex-ssd
外付けSSDがマウントされるかを確認します。
$ sudo mount -t ext4 /dev/sda1 /mnt/ex-ssd
$ df -h |grep ssd
/dev/sda1 220G 62M 208G 1% /mnt/ex-ssd
無事マウントできました。
fstabの設定
次に、システム起動時に毎回外付けSSDがマウントされるようにfstabの設定をを行います。
※fstabを設定すると、外付けSSDが接続された状態でないとRaspberry Piが起動しなくなります。
fstabの設定のため、一旦外付けSSDをアンマウントします。
$ sudo umount /mnt/ex-ssd
SSDはHDDと違い、一定のパフォーマンスを維持するには、TRIMコマンドを使って不要となった領域を開放する必要があります。TRIM可能か確認します。
$ sudo hdparm -I /dev/sda | grep -i trim
* Data Set Management TRIM supported (limit 8 blocks)
ディスクのUUIDを確認します。
$ sudo blkid /dev/sda1
/dev/sda1: UUID="e35e756b-5fa7-4ca9-8e74-87f4c2d66f60" TYPE="ext4" PARTUUID="dd64f005-01"
fstabを編集します。
$ sudo nano /etc/fstab
/etc/fstab
の最終行に以下を追記します。
/etc/fstab
UUID=e35e756b-5fa7-4ca9-8e74-87f4c2d66f60 /mnt/ex-ssd ext4 discard,defaults 0 2
※UUIDは先程確認した内容に書き換えます。
※TRIMを有効化するため、マウントオプションにdiscardを追加します。
編集が終わったら、外付けSSDがマウントされるかを確認します。
$ sudo mount -a
$ df -h |grep ssd
/dev/sda1 220G 62M 208G 1% /mnt/ex-ssd
無事マウントできました。
参考