はじめに
2019年2月時点のVisual Studio 2017 Community for MACでXamarin.Forms + Prism のソリューションを作成する方法です。
環境
- macOS 10.14 Mojave
- Visual Studio Community 2017 for MAC(7.7.4)
ソリューションの作成手順
「Prism Template Studio and Developer Toolkit」のインストール
拡張機能マネージャーを開き「ギャラリー」を選択。
右上の検索キーワードに「prism」と入力すると「ギャラリー」タブに「Prism Template Studio and Developer Toolkit」が表示されるので、選択して「インストール...」ボタンをクリックします。
ソリューションの作成
Visual Studioのファイルメニューから「新しいソリューション」をクリックして、「Blank Prism Application」を選択して「次へ」をクリックします。
「Blank Prism Application」で次の通り入力して「次へ」をクリック。
- Project Name:任意のプロジェクト名。
- Container:「Autofac」を選択。

「新しいBlank Prism Applicationの構成」はお好みで。
ソリューションができました。
srcフォルダの下に3つプロジェクトがあります。
プロジェクト名 | 概要 |
---|---|
{プロジェクト名} | PCL(Portable Class Library) |
{プロジェクト名}.Droid | Android用プロジェクト。Androidで実行したい場合はこのプロジェクトをスタートアッププロジェクトとして選択します。 |
{プロジェクト名}.iOS | iOS用プロジェクト。iOSで実行したい場合はこのプロジェクトをスタートアッププロジェクトとして選択します。 |
ビルド
Androidプロジェクトのビルド
「{プロジェクト名}.Droid」プロジェクトを右クリックし、「{プロジェクト名}.Droidのビルド」をクリックします。
「styles.xml」でビルドエラーが出たら、こちらを参考にして改善してください。
https://qiita.com/ats_y/items/8f64cc924f81ce2ba777
iOSプロジェクトのビルド
Androidプロジェクトのビルド同様、「{プロジェクト名}.iOS」プロジェクトを右クリックし、「{プロジェクト名}.iOSのビルド」をクリックします。
いくつか警告がでますが、とりあえずビルドが通りました。