0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

【HoloLens MRTKv2.4】MSBuild使ってますか?

Last updated at Posted at 2020-06-21

MRTK入れたけど、MSBuildとは

まずはwikiを見ます。

MSBuildはマイクロソフトのビルド環境であり、通常Visual Studioと一緒に使われている。

Visual StudioのプロジェクトおよびソリューションはMSBuildに基づいており、コンパイラやリンカ、SDKなどのツールがセットアップされていれば、Visual StudioのIDE無しでもビルドすることができる。MSBuild自体は無償で利用可能である。

説明を見る限り、unity上でビルドが行えるということのようですね。
Taskなどの記載も見受けられますので、github actionとかあんな感じなんでしょうか...

MRTKでのMSBuildとは

公式の入門チュートリアルでは、

  1. unityでbuild
  2. vsでデプロイ

の手順を踏んでいるようです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/mixed-reality/mrlearning-base-ch1#build-your-application-to-your-device

しかも使わないほうがいいよ!ってめっちゃ強調してる。。
なんであるの?

MSBuild for Unity は使用するすべての SDK をサポートしていない場合があり、有効にした後は無効にするのが困難な場合があります。 そのため、MSBuild for Unity を有効にしないことを強くお勧めします。

気になったので実際に使ってみました。
HoloLens1を使って実験的にデプロイを行ってみます。

やってみる

開発環境

  • windows10 pro
  • unity 2019.2.8f1
  • Visual Studio Community 2019 16.6.2
  • MRTK v2.4

手順

以下のようにMSBuildの設定を行いました。

  • Unity Build Options
    qiita1.jpg

  • Appx Build Options
    qiita2.jpg

  • Deploy Options
    qiita3.jpg

※ USBでのDeployを行うには、Visual StudioのインストーラーでUSB開発をインストールしてください。
qiita4.jpg
USB
Build all, then installを押すと、

お、走り始めました。
qiita5.jpg

Consoleにドババババババとログが書き出されて、windowは悲鳴を上げています。

成功しました。
qiita6.jpg

Deploy Optionsの画面を確認すると、以下のようにアプリができていて、USBでHoloLensとつながっている状態だと、Launch Appを押すことでHololensにdeployされました。

qiita7.jpg

結果

めっちゃ便利じゃん。という結果でした。
いちいちVS開かなくていいし、UnityのBuildの待ち時間を減らせます。

しかし公式が強く非推奨にしているのは理由があると思われますので、もしかしたらHololens2だとうまくいかない?というようなこともあるのでしょうか...

他のSDKとの相性が良くないというような記述ですのでARkitとかとぶつかるんですかね。。

私は当面このPCではHololensのDeployしか行わないので、このままMSBuildを使った時短開発をしていこうと思います。

これからHoloLens開発を始める方へ、一言

内部SSDは最低でも256GBは用意したほうが良いよ!!!
( 128GbでSSDけちったら痛い目を見ています。。 )

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?