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【HoloLens】MRTKを使った開発環境

Last updated at Posted at 2019-10-31

MRTK を用いたHoloLensでのビルド方法

そろそろHoloLens2が出ると思うので、
その準備として開発環境を整えようと思い、今回、最新のUnity2019を使って実機ビルドができるかのテストを行おうと思います。
いろいろとHTKのころと違うので戸惑いましたがなんとかビルドまで形にすることができたのでその備忘録として共有できればと思います。

確認version

tool version
Unity 2019.2.8f1
Visual Studio 2019 Community
MRTK Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Examples.2.1.0
Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Extensions.2.1.0
Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Foundation.2.1.0
Microsoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Tools.2.1.0

1. Visual Studio 2019 Community

Visual Studio Installerを起動します。
1.jpg
2.jpg

  • C++によるデスクトップ開発
  • ユニバーサルwindowsプラットフォーム開発
  • unityによるゲーム開発

上記にチェックをつける

2. Unity 2019.2.8f1

下準備はここまででここからが本番です。
実際にunityでHoloLensにビルドするまで行っていきたいと思います。

MRTK2.1をインポート

unityにダウンロードしたMRTk2.1をインポートしていきます。
ここまではほとんどこれまでのHoloLens開発と同じです。
3.jpg
image.png
上記4つのunipackageをインポートする。

環境設定

以前までの開発スタイルですとここでConfigの設定をインポートしていましたが、
どうやら新しいMRTKではprofileというものを用いて環境設定を行っていく仕様になったようです。
詳しいことまでは把握できていませんが、別の機会に調査できればと思っています。
4.jpg

DefaultMixedRealityToolKitConfigurationProfileを選択する

5.jpg

シーン上にMixedRealityToolkitというgameObjectが追加されinspectorに同じ名前のコンポーネントが追加されます。
ここでこれまでMixedRealityCameraとなっていたものやInputManagerとなっていたものをまとめて管理するようです。
Microsoftの公式の手順道理行うとここで選択したprofileを使用する場合は、Copy & Customizeを選択してCloneを行うとよいようです。

6.jpg
7.jpg

XRsetting

※ Hololens2で起動した際に、ブラウザのような表示でアプリが起動する方はこちらの設定がおかしい可能性があります。
以下のように変更して下さい

image.png

※depthとRenderingModeを変更しないと警告が出ます。

描画した際にShaderによっては片目だけしか反映されないものもあるようです。
その際はStereo Rendering modeMulti Passに変更するときちんと描画されます。
(処理は重くなるようですし、LWRP「UniversalRP」が使用できなくなります)

buildsetting

platformをUWPに変更

image.png

ビルド設定

MRTKになってから専用のビルド画面が追加されたようなので使っていきます。
Build Windowを選択するとunityでbuild Windowというwindowが追加されます。
※ 以前のようにbuild Settingで行うこともできます


※追記
Visual Studio 2019 になってリモートでデプロイする際にリモートのIPを設定する画面が表示されなくなりました。。
IPを登録する方法を調べたので載せておきます!

1. 作成したUWPのプロパティを開く

3.jpg

2. デバッグのコンピューター名にIPを入力する

qiita4.jpg

以上でリモートのデプロイができました!

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