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こんにちは。

今回はじめて re:Invent2023 に参加することができました。熱量とスケールが桁違いでとても刺激的な一週間を過ごせました(食事のカロリーもすごかったです)!他の大勢の方が新サービスやセッションについてブログ1を書かれているので、展示だったり、レクリエーションといった少し異なる視点から re:Inventの情報をお伝えしたいと思います。

各セッションにはIDが振られています。前半の3文字がカテゴリ、後半の数字が1桁目がレベル、下の2桁が通し番号といった具合です。
レベルについては100が入門、200が中級、300が上級、400がエキスパートといった具合で分けられています

例えば、DOP212であればDepOpsの中級レベル、CON302であればContainerの上級レベルということが分かります。
これから紹介するのはACT(Activity?)がメインの話になります。
雰囲気を伝えるため、写真多めでお送りします。

ACT034 | AWS Sustainability Showcase

実際に模型であったり、機器などを利用してAWSでこんなことができますよという紹介がされているコーナー。
近くにはAWSの人がいて、説明をしてくれます。

スマートシティ

re:Inventのセッションを見るために移動をしていると目を引く展示がありました。
スマートシティでの活用例でレゴやラズパイを利用して表現された動く模型です(レゴの時点で楽しい)。近くにはモニタがあり、街全体の発電量等がわかるようになっています。
ここまではよくある仕組みだと思いますが、街の至る所にはQRコードをが設置され、スマホで読み込みをさせるとARでモニタに表示されている項目と同じものが空間に表示されどこでも閲覧できるという仕組みになっていました。
さらに太陽光パネルに砂が乗った場合に街全体が停電しないようにカメラで対応後パネルを監視し、砂が乗っているかを機械学習で判定し、対策をするという仕組みが模型として表現されていました。
(Amazon Sumerianって新規受付をストップしていたんですね)

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AWSでの物理気候リスク評価

AWSではAWS Solutions Libraryというものが公開されていますが、その中のSustainabilityカテゴリ内のClimate Risk & Resilienceに関する展示のスペースです。
各地の気候データに対してある施策を取った場合に、良い影響を与えるケースと悪い影響を与えるケースがあり、それらをグラフ化することで意思決定に役立てるというものでした。
データソースはAmazon Sustainability Data Initiativeに複数のオープンデータがまとめられています。

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IoTを用いた活用事例

IoT機器を利用して、水位やCO2濃度、振動量を計測します。数週間分のデータを蓄積することで、機械学習を用いて異常値を検出することができるようになります。Amazon Monitronのセンサーも組み込まれていました。
異常値を見つけたら、そこからEventBridgeを発火し、webカメラで現場の写真を撮影しSlackに送信するといった展示でした。

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ACT203 | Expo

Expoでは様々な企業がブースを出店しており、日本からも数社出店されていました。
各社さまざまなSWAG(戦利品)を配っており、見ていて楽しかったです。

物理Red Hatが話題になってました。
企業ブースのSWAGの中ではDockerから頂いたキーボードパッドがお気に入りです。

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ACT182 | AWS Village

Compute、Container、DevOps、Productivity、Network など各分野ごとにブースが設置されていました。
ここで説明を受けたり、質問したりすることができます。
1対1で説明を聞くことができるので、多少英語が苦手でもコミュニケーションをとることができます。
日本で行われるAWS Summitでも同様のブースが設置されています。

EC2のサーバや実物の展示もありました。
月曜夜に行われたMonday Night Live with Peter DeSantis のキーノートでTime synchronization infrastructureの説明がされていましたが、こいつがReference clock用のモジュールかという気持ちで説明を受けました。

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左がreference clock、右がcompute nodeです。

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Outpostsも実物がありました。日本で見たOutpostsとの違いがないか見比べてみましたが、訓練されていないので違いがわかりませんでした。

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中央にドローンを利用して、指示を出して所定の位置まで動かす速度を競うゲームコーナーがありました。
自然言語を用いてドローンに指示を出すと所定の位置にドローンが飛んでいくというものです。
コーナーの脇にはアーキテクチャ図が存在し、質問すると「ECS Anywareを利用して、
自然言語をLLMを用いて座標に変換し、座標移動のコントロールもやらせるようにしているんだよ」と教えてくれました。

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SWAG

AWSのブースでもSWAGの引き換え券がもらえ、SWAG交換ブースで交換してもらえます。
このチケットは各所でもらうことができるので、集める楽しさがあります。
チケットはブースの人に聞けばもらえる簡単な場合もあれば、スタンプラリー的なものを達成しないともらえないもの、どこかに隠されているという難易度の高いものまでさまざまです。
一部のSWAGは4日目の時点でなくなってしまっていました。
どこかに隠されているチケットは、認定者ラウンジにあるようでしたがほかの参加者とともに数時間探しても見つけられず残念な結果となりました。一緒に探してくれた方はAll Builders Welcome Grantというプログラムで参加された方で、そのとき初めてABW Grantの仕組みをしりました。
ABW Grantについては日本で初採択されたこの方の記事が詳しいです。

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AWS GRAVITON CHIPS というのも貰いました。
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ACT130 | Gamer Lounge with the AWS Solutions team

64のスマブラがおいてありました。前にはクッションがあり、疲れたときに息抜きができるようになってます。

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ACT172 | re:Invent Rec Center

メイン会場からバスで移動しないといけないマンダレイベイという会場の大きいホールで開かれているレクリエーションが楽しめるスポットです。

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ACT171 | AWS BuilderCards Play Lounge

以前からずっとやってみたかったAWSのボードゲームです。
インストを受けると実際にカードがもらえるらしく、インストを受けてみました。
ドミニオンをベースとしたようなテイストで、最初に渡されたベアメタルサーバをAWSサービスに切り替えていきwell-architectedポイントを稼いでいくというゲームです。今回は拡張パックであるResilience Expansion込みでインストを受けました。
サービスを組み合わせるとシナジー効果が出たり、突発的なアクシデントといったカードがあり、楽しみながらAWSを学ぶことができます。

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ACT150 | AWS Table Tennis Tournament

説明を読んでください。激アツです

Table tennis is back! Compete in the AWS Table Tennis Tournament. Make it to the championship round, played on Thursday night at re:Play, for a chance to take home a pass to AWS re:Invent 2024. {以下略}

ACT032 | re:Invent Rec Center: Sports

F1やフリーキックチャレンジ、アメフトのボールスローなどができました。
フリーキックチャレンジは蹴った球をwebカメラで取得し、機械学習を用いて球速とコースを割り出し、ランキングを掲出する仕組みとなっていました。
アメフトの方は投げたボールをwebカメラで取得し、弾道計算と飛距離を割り出す仕組みでした。実際のボールはかなり重く、肩が破壊されました。前に投げていた人はかなり投げれていたので体格の違いを思い知らされました。

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ACT031 | re:Invent Rec Center: Arts and crafts

シャツをデコったり、ビーズアート等ができる場所です。まったりした雰囲気でした。

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ACT211 | AWS Disaster Response

AmazonとAWSの災害対応への取り組みの展示がされています。
ハリケーンや洪水といった、地形ごと変わる災害が起こったときにこの車両が活躍します。現地に赴き、ドローンで空中からドローンで地形を撮影します。
撮影した数千枚の写真を車載したSnowball Edge Compute Optimizedを利用して合成し、それを圧縮し車両上部にあるSES(衛星通信事業者)のモジュールから衛星経由で災害対策本部へ送信し、本部で戦略を練るという活用のされ方をするようです。(ケースに応じてSnowballを切り替えることもできます)
SnowBall Edgeの電源供給はハイブリッドjeepから行います。
AWSは技術的な側面から災害支援を行い、Amazonはロジの面から災害支援を行うというように協力体制が敷かれているのはとても心強いと感じました。

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ACT038 | Slide (sponsored by Datadog)

DataDogが提供しているすべり台です。人が必ず通る場所の階段をぶち抜いて作っているのでとても目立っていました。
中段でお尻が少し浮くくらいの速度が出ます。最後に記念撮影されるのでポーズをとる必要があります。
最終日にもう一度滑ろうと思ったときに安全のためか滑走時の姿勢のレギュレーションが厳しくなっていました。

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ACT019 | Bingo Night

ビンゴをする会です。アメリカのビンゴは一列揃えればいいというわけではないらしく、ルールが難しかったです。
運営は5人いましたが、そのうち2人は「ビンゴ!」と言って来た人のカードを確認する役割で、厳しい目で判定していました。
なお、一人ビンゴが出るたびにビンゴカードは毎回リフレッシュされるのでビンゴカードの消費が激しかったです。
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ACT037 | AWS re:Invent 5K run

日本からラスベガスに行くと時差は17時間あります。期間中は毎日2万歩+4時間程度の睡眠で行動することになります。このようなスケジュールで動いていると体力の限界がやってくるre:Invent 3日目の朝6時に集合(ホテルは5時頃に出発する必要がある)する必要があるというクレイジーな人しか集まらないイベントです。
ラスベガスの公道を5km走る(のんびり歩く人もいます)という貴重な体験ができます。建造物のスケールがおかしいので距離感がつかめず、走ってもゴール付近の建物が近づかないというスケールの大きさを体で実感する事ができます。
自分は寒がりなので防寒を重視した結果、re:Inventに持っていくスーツケースの容量をかなり消費してしまいました。
AWSの方も参加しているようで、GameDayの時に見たユニコーンを背中に背負って走っていました。
走る前に軽食が出ました。今年からは荷物を預かってくれるようになっていました。

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TNC001-R | AWS Certification Lounge (sponsored by Fidelity Investments)

AWS Summitにもある認定者ラウンジと同じです。一部屋丸ごとラウンジとなっており、コーヒーや軽食がありました(端ではアルコールの提供もありました)。電源が取れる貴重なスポットです。
中にはボードに色を描いて絵にするコーナーや写真撮影コーナ、レトロゲームコーナーがありました。

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その他

Game day

会社で社内AWS Gamedayを主催している(AWS Skill BuilderのJAM)ので実際に自分も参加してみました。
会社の人と一緒に参加しましたが、ある程度できるだろうと思っていたトピックでさえ(睡眠不足も相まってか)中々解けず、実際に手を動かす大切さを痛感しました。
机を並べてできる楽しさ、SAの方のサポート、暫定一位のグループの机に置かれるユニコーン、常に前面に映し出される順位表、軽食といった楽しめる要素が多くあり、社内での開催の参考にしたいと思います。

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Global Lounge

各リージョンのブースがあり、SAによるLTが行われていました。
日本から参加している方と多く話すことができ、名刺交換がいたるところで行われていました。
他社さんのre:Inventの参加目的や狙いのセッションが聞けるのは面白いです。
ピンをつけておくとどの言語が話せるのかがわかるので、何かの助けになるかもしれません。

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黒板

毎日まっさらな状態になり、会社やコミュニティ名をかけるスペースになっています。

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ゲームコーナ

様々なゲームがおいてあります。その中のとあるゲームはEKSで動作しており、アーキテクチャも書いてあります。普段は守る側ですが、ここでは自分がsig killを打って消して行ける立場になります。

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deep racer のゲームは実際に自分がdeep racerを運転するレーシングゲームでした。普通に難しくコースアウトするので、実物のdeep racer でコースアウトせずに完走できるようにモデルを組むのは難しいんだなと思いました。

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Breakfast

各会場で食べられる食事です。各会場と日ごとに料理が少しずつ違うようです。
写真は一番大きい会場のものです。端まで行くと結構時間がかかります。
噂によると食事は各会場で作っているため、ホテルのグレードによって若干クオリティが違うようです(Wynnがいいらしい)。
人をうまく誘導するためにある程度人が多くなると次の料理が並んだテーブルを案内され継続的デプロイが実現されていました。ある程度残っていても下げられてしまうので、サステナビリティとは何かを考えさせられます。

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軽食

毎日11時と3時ごろに軽食がデプロイされます。コーヒーや炭酸飲料といった飲み物とクッキー、マフィン等の軽く食べるものが出されます(軽くといっても普通におなかがふくれます)。
時間が過ぎると撤去されてしまうので、「あとでとろう」と思わずにすぐにもらっておくとよいです。

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ウォーターサーバ

いたるところにウォーターサーバが設置され期間中いつでも飲めるようになっています。500mlのペットボトルを買うと5ドルくらいするので重宝します。

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ぐるぐる回る椅子

ロッキングチェアではなく、ぐるぐる回る椅子です。
後ろに倒れるときは勇気が必要で、戻ってくるときは腹筋に力を入れる必要があります。

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ヌードルアジア

日本人がよく集まるといわれるベネチアンの下にあるレストランです。確かに日本人が多く、並んでいました。
3人で行ったら4人グループを優先して通されたので、偶数人で行った方がいいかもしれません。
なおビールとチャーハンで30ドルするので円安物価高を思い知らされます。

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S3君

会場内を徘徊していました。初日はstandardでしたが、2日目以降は Express One Zoneになっていました。撮影したらステッカーもくれました。
(性格としては standardは誰にでも優しいイケメン系、Express One Zoneは少し距離間の近いかわいい系だと思います)

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Build and Give Back

2枚の布を結んでブランケットを作るコーナー。出来上がったブランケットはラスベガスの必要とされる場所に寄付されるようです。もくもく結び続けるコーナーで完成すると達成感がありました。

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棒を刺すやつ

名前が分かりませんが、SWAGをもらう場所にありました。
黒板と同様に好きに変えることができます。会社のロゴを作ってみました。
ある日にはマリオができていて、すごかったです。なお、ある時見たら右下の土管がどこかの国旗になっていました

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リムバン

各エリアをつなぐシャトルバスがありますが、あまり乗る人がいないところは大型バスではなく、小型のバスやバンになっていました。
その中でも一番豪華だったのがこのリムバン(リムジン+バン=リムバン)です。夜遅くに乗ったので、一人きらびやかな雰囲気に浸っていました。

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参加者のトラッキング

参加者にはネックストラップとネームプレートが配られますが、そこには黒い小さいモジュール(ビーコン)が張り付けられています。
匿名で人の流れをトラッキングして、データをもとに分析をするらしいです。これだけ大規模なので人の流れが可視化できると面白そうです。

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BULLCAT

猫の顔が付いたロデオマシンに乗って何秒耐えられるかというゲームです。
かなり体重のありそうな方が乗っても平気で吹き飛ばすくらい堅牢性がありました。
手加減なしで振り落としにかかってくるので、メガネの破損とケガに気を付けた方がいいです。

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まとめ

AWSのセッション以外の面白かったポイントについて写真多めでまとめてみました!
セッション動画だけではわからない熱量という部分を少しは感じていただけたのではないでしょうか!

セッションだけではなく、その周辺にも面白いものがたくさんあります。re:Inventに来られている方はAWSに対しての熱量が高い方たちなので、このような場所でコミュニケーションをとるのも楽しいです。

現地で熱量を感じ、モチベーションの上がった5日間でした!


  1. AWS re:Invent Recap - ソリューション編AWS re:Invent Recap - インダストリー編ClassmethodさんのブログJAWS主催のRecapなどがあります。

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