合格できた嬉しさのあまり久々に書いています
自己紹介
- 元Web系エンジニア、一年前に転職して現在はシステム発注側の中の人
- 現在の職掌がセキュリティ・インフラ面の担当なのだが、とくにインフラ面がよわよわなのでなんとかせんと感あった
- システム開発側ってやっぱりすてき
スペック
- 前職はおもにオンプレのバックエンド側のもろもろを担当していた
- 業務でAWSを触ったことはまったくナシ
- 当時は社内物理サーバ内に構築された仮想環境(xen)を利用して、SSH経由でWebサーバやDBサーバをインストールして設定して、などはやっていた。
なのでEC2を起動してあれしてこれしては比較的理解しやすかったが、それ以外は何ソレ?状態
教材と利用方法
No | 教材 | ジャンル | 利用方法 |
---|---|---|---|
1 | AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版 | 書籍 | これだけでは合格は正直無理なのでは?ただ、自分のようにAWS未経験がAWS全体を俯瞰で捉える目的では十分有益だった |
2 | 【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座※ | オンライン教材(有償) | 長い。ひたすらに長い。あとテキストも動画も日本語にやや難ありなので気になる人は気になるかも。ただ、自分のようにAWS未経験がハンズオンで取り組むには一元的にまとめられていて効率よく消化できる。全部やる必要はなく、独自ドメインを用いたEC2のAutoScalingを自分で構成できるレベルまででよい気もします(必然的にVPCまわり、EC2、ELB、Route53の知識が必要なので) |
3 | 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)※ | オンライン教材(有償) | 難易度かなり高めです。本番で全く同じ問題が出にくいようです(レビューより)。6回分収録されており、回を追うごとに問題のマニアック度が上がる印象。まったくお手上げな問題に遭遇したときは、その問題をマーキングし、あとで対象サービスを重点的にBlackBeltなどでざっと理解しました。微妙に迷うような問題に遭遇したときは、いったん一時停止し(制限時間があるので)かまわずググったりしてその場で知識を補填しました。全体で2周くらいして最終的には8割くらいの正答率まで持っていき、不正解した問題や、マーキングした問題を受験1週間前くらいに見直しました |
4 | AWS サービス別資料(BlackBelt) | オンライン教材(無償) | まったく触ったこともないサービスについては、BlackBeltの動画またはPDFをざっと見ておくだけで理解度がだいぶ違います。というかそれくらいしか対処法が思いつきません。スマホにダウンロードして、通勤電車内の時間を利用すればちょうどいい感じでした |
※私が学習した時点ではまだC02版でしたが現在はC03版に更新されているようです
流れ
2022年8月初旬
- 突然思い立ち、参考書とオンライン教材(いずれも後述)を購入する
- SAA-C02が9月からバージョンアップし、C03になることにこの時点で初めて知る・・・
- 試験範囲めっちゃ拡がるやん・・・
- なので受験日を8月末と定めオンライン登録する
- この時点での学習方針は、実際に手を動かさない非ハンズオン戦略をとる(時間ないし)
2022年8月中旬
- 教材No1を一通り読み通し、教材3の模擬試験にチャレンジ
- これがひくほど解けない(正答率が50%にも満たない、正答した問題もイマイチ理解できていない)
- あとで気づいたのですが、購入したオンライン教材が非ハンズオン戦略には不向き
- ハンズオンをしない戦略も体質的になんかいややわあ・・・なのでハンズオン上等戦略に切り替え
- ここで8月末受験を断念
2022年9月〜10月
- 教材No2の「信頼性の設計(ELB、Auto Scaling、RDS)」を理解して自分で構成できるようにハンズオンする
- その中であやふやな点があれば各サービスを深堀りしたり、BlackBelt参照したりする
- 毎日コンソールを触るのがだんだん楽しくなってくるのがこの頃
- 教材No3にとりくむ。最初は65問解き終えるのにめげそうになっていましたが、最終的には慣れも出てきて、めげずに1時間弱で完走できるようになっていきました
- 本番も途中で集中力切れそうになるので、どの程度のしんどさか、あらかじめざっくり把握できたのはよかったのかなと
- このあたりで2ヶ月かかるのがおっさんクオリティ
2022年11月
- 教材No3の不正解問題、マーキングした問題を見直しつつ試験当日まで過ごす
- そして受験、無事合格できました!嬉しい!
所感
- 噂にあるとおり、問題文、長っ
- サービス名称を答えるだけの問題はほぼなかった(1問くらい?)
- 秒で回答できる問題、消去法で回答できる問題、回答に迷う問題は割合いでいうと「2:3:5」くらい?
- 回答に迷う問題はいちおう回答し、「あとで見直す」マークを付けて、とりあえずは完走する。そうすると時間は余りがちなので、じっくり見直す、という正攻法がおすすめ
- 最後に言うのもあれですが、効率を求めて非ハンズオン戦略をとるなら、こことかのほうがいいかも(受講してないのであくまで予想ですが)