初めに
コマンドの暗記が苦手なのだが、思い出すきっかけのワードを自分メモしておく。
とはいえ、基本は左から右へ「左のものを右に対して行う」というのイメージはある。
パイプ
基本形
cat ファイル | grep 検索文字列 (ここにパイプの前半の結果が隠れている)
パイプの前半の結果が、パイプの後半の最終引数になる。
chmod
基本形
chmod アクセス権の種類 ファイルやディレクトリ
アクセス権の変更。
アクセス権の種類
は3桁の数字で表現オーナー、グループ、その他(everyone的なの)に一桁ずつ割り当てる。
754 → オーナー:7 グループ:5 その他:4
数字は2進数に表すと、3桁の数字となり、その3桁がrwx(読取、書込、実行)に割当たっている。
rwx
7 → 111
5 → 101
4 → 100
権限を変える際に、次の表現も良く使う。
実行権限を与える
chmod +x ファイル
読取権限だけにする
chmod =r ファイル
オーナーに実行権限を与える
chmod u+x ファイル
グループに実行権限を与える
chmod g+x ファイル
その他ユーザのすべての権限をはく奪
chmod o-rwx ファイル
chown
基本形
chown ユーザー:グループ ファイル
所有者の変更。
グループの指定もいつもセットで変更している感じ。(私は所有者をapacheやnginxにする時に使うので)
ln
基本形
シンボリックリンク
ln -s ファイル(本体) リンク名
ハードリンク
ln ファイル(本体) リンク名
シンボリックリンク/ハードリンクを作成する。
シンボリックリンクはショートカットみたいなもの。
ハードリンクは実体のコピーに近い印象。(ディスク上1つだけど、複数個所からこの実体にアクセスできるようにする → 複数個所どこから見ても実体なので、ショートカットのような感じではない)
scp
基本形
scp コピー元 コピー先
他のオプションは、上記を補助するもの。
そもそも、secure cp
ということだから、使いかはほぼ、cp
と同じであるはず。
sftp
基本形
sftp アカウント@ホスト名
ログインした後、ディレクトリの作成や、put
コマンドでファイルの配置を行う。
基本的にsftp用のコマンドしか使えないので、cp
などは使えない。
sftp> mkdir file
sftp> mkdir file/to
sftp> mkdir file/to/path
sftp> put -r ./*
ssh
基本形
ssh アカウント@ホスト名
言わずもがなだけど、アカウント@ホスト名
というログイン対象の指定は、scp
やsftp
などでよく使われる。