プロジェクションマッピングは、2年前は面白いとおもっていたんだけど、
最近はジャンルとしてカテゴライズされちゃいましたて、僕の母親でも知っているくらい。
でも、カテゴライズされたからこそ、表現の面白さで戦うフェーズがあると思う。
プロジェクションマッピングも丁度今そういうフェーズだと思います。
参考になるかどうか分かりませんが、
Unity→プロジェクションマッピングをやった時の構成をシェアします。
今回のまとめ
結論から。Unityで全部はやらないほうがいいです。
Unity -> Syphon -> MadMapper
こういった構成を作ります。
機材機材
今回の記事はMac向けです。windowsの方はゴメンナサイ。
更に言うと、Unityを立ちあげて、テクスチャマッピングして、時としてプロジェクター複数台繋いでとかやると負荷は高いので。イベントで使うときは、Mac Proとか良いマシンを頑張って用意したいです。落ちた時のリスクとかも考えるとなんだかんだお金はかかる。
もちろん開発機/試すだけなら、なんでもいけます。
SyphonをUnityでつかう
Unityはインタラクティブな映像を作ることに集中したほうがいい。
僕も含めて、なんでもかんでもOSCでアプリケーションごと処理を分けていっちゃうことが多いけど、映像でも似たような物があるようです。
[Syphon サイフォン] (http://syphon.v002.info/)
映像版OSC程度の理解でいいかと。
アプリケーション間で、低負荷、低遅延で、映像の受け渡しを出来る仕組みらしい。ちゃんとしたことは、公式サイトでみてくだしい。
Syphonサーバーにチャンネル名決めて、映像を送る。受信側で同じサーバー名、チャンネル名で受け取る。
1 . ここからダウンロード
2 . UnityPackageを展開
3 . Syphonに映像としてい送りたいカメラに"Syphon Server Textrue"コンポーネントを追加
ちなみに全部のシーンのメインカメラに、EditorスクリプトでSyphonコンポーネントが自動でアタッチされます
キャプチャではUnityからQuartzComposerへ送っています。
MadMapperでマッピング
送信はやったけど、受信側がないと、動いているか分からない。
UVマッピングはUnityでも割と簡単に出来るのだけど、
やっぱり餅は餅屋。マッピングはマッピングソフトにお任せするのがお奨めです。
有料ソフトですが
MadMapper マッドマッパー
がなんだかんだ入って使いやすいと思います。
- 左の入力で、syphonチャンネルを選ぶ。
作ったほうがいいシーン
3Dをマッピングするときに
補正テスト用のシーンを用意しておくと良いかと思います。経験談。
変にアニメーションせずに、マッピングするためだけのプレーンなシーン。
何が正しいかわからなくなりがちなので。
Syphon -> Unity
今回はプロジェクションマッピングのために、Unityからサイフォン経由でMadMapperに送る記事だったけど、逆もやりたい。
サイフォン経由でUnityにMovieTextureぽく送る。
例えば、syphon対応しているVJソフトとか、Unityで動いている3DモデルのテクスチャをVJみたいに切り替えてつかう。
などなど。
そんなお仕事ありましたらお知らせくださいw