勇気を出して動画生成をしたい
どうも、アスカです。
皆さんAmazon Bedrock Nova触ってますか?
昨年のre:inventで公開されたAmazonの新規基盤モデルですが、テキストモデルが安い、早いというだけでなく、画像生成・動画生成できるモデルもありますね。
動画生成はお高いイメージがあったので、正直今まで避けてきましたが
勇気を出して触ってみましょう。
Amazon Nova Reelの料金
触る前に料金を確認。
Bedrockの料金ページ
720p, 24[fps]で動画生成性1秒あたりUSD 0.08
まあ多少ドジっても死にはしない値段な気がします。
使い方
まずモデルアクセスリクエスト
最初は制限によりアクセスできませんが、サポートに問い合わせると比較的すぐに解除してもらえます。
2025年2月15日時点で
バージニア北部リージョンでしか使えません。
プレイグラウンドに入る
有効化したAmazon Nova Reelを選択しましょう!
動画保存用のS3バケットが必要なようなので、"確認"ボタンを押してあげます。
実行画面
- Action
- Start Frame
- S3 Storage
- シード
アクションは現状一つしか選べず、
6秒で720p 24fpsでした。これから増えていくことを想定したUIです。
入力画像のサイズも720pの規格に合わせて1280✖︎720に固定ですね。
では早速試してみましょう。
ちょっと寂しげな風景を見たいと思い、ひとまずは初期画像なしで以下のようなプロンプトを入れました
In a desolate scene of a crumbling New York City,
a solitary Japanese girl with black hair sits atop a pile of rubble,
reading a book.
Tears glisten in her eyes as she absorbs the contents of the pages amidst the chaotic backdrop of destroyed buildings and scattered debris.
画風とかが思ってたのと違うなと思いましたが、プロンプトでちゃんと指定しないとですね。次は自分を初期画像として入れてみます。少しタイプスリップさせたくなって以下のプロンプトを入れました。
"A young boy is caught in an explosion and mysteriously time-slips into the era of the Three Kingdoms in ancient China.
The image captures his moment of confusion and awe as he stands amidst traditional Chinese architecture,
with warriors clad in period armor rushing past him,
and banners fluttering in the wind."
正直思ったものとは違いますが、まあ面白いから良しとします。
非同期実行するAPIが利用可能
プレイグラウンドでも楽しめましたが、アプリに組み込むこともできそうです!
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/nova/latest/userguide/video-gen-access.html
まとめ
今回は勇気を出して動画生成に手を出してみました。
1本当たり6秒なので約0.5[USD]です。今回は2本生成したので約1[USD]かかりました。
慎重にやれば、そんなにビビるものでもなかったなと思います。
ただ、アプリに組み込もうとしてトライ&エラーを繰り返すと結構大変なことになります。
引き続き慎重に触っていきます。