Androidデバイス内で起動したvimの為のtips

いつもポエムの様にDroidVimの話を垂れ流す当記事ですが、最近androidからのsshクライアントをTermuxに変更したため、「Termuxでもvimが必要」というケースが増え、vimrc内で条件分岐が欲しいケースがまた増えました。gitを使って共通の設定を使っているので、設定内で複雑な記述を避けるために環境（と端末）を特定する方法が必要なわけですが…

出来らぁ！

とはいえ、とりあえずDroidVimとTermuxのケースに絞ります。他の方法は非現実的でしょうし、UserLAndなら逆にこんなことで困りません。この2つのアプリで共通するのは、android内の/data/dataディレクトリにアプリ専用のホームディレクトリがあるということです。つまりecho expand('~')で現在のアプリのホームディレクトリのフルパスが取得できます。というわけで…

detectAppSample.vim

if expand('~') =~? 'droidvim'
    echo "I'm DroidVim."
elseif expand('~') =~? 'termux'
    echo "I'm Termux."
endif

が出来てしまいます。これで片方は解決です。もう一つ、複数のandroidデバイスをどう識別するかですが、adbから使えるgetpropが難なく使えました。というわけで…

detectDeviceSample.vim

let device = system('getprop ro.product.model')

で問題なしです。