この記事はSmartDrive Advent Calendar 2017の8日目の記事です。

バックエンドのエンジニアをしております @astronoka です。
golang を使った時系列データの解析について書こうとおもったのですが、まとまらず。。
自分の昔書いた記事の焼き直しでお茶を濁そうとおもいます。。

弊社ではgolangで書かれたプログラムのビルドはdockerコンテナを使っております。
そして、クロスコンパイルした成果物のバイナリ１個を、aplineのコンテナに放り込んで動かすというよく見かけるやつです。
開発中もコンテナの中で　reflex　をつかうことで
エディタさえあればなんとかなる状態ではあります。

でも

delveとか使いたいですよね、、 GoLandとか使いたいですよね、、
やはり、macにgolangをインストールすることになります。
そこで自分は下記のようなツールを作って環境を管理しています。

名前は　Plan 9　にかぶれて、エド・ウッドの映画から取ったのと
GoLang ENvironment manager をかけています。

使い方は下記の通り

install

$ git clone https://github.com/astronoka/glen.git ~/.glen

# PATHが通っているところにおく
$ ln -s ~/.glen/glen.sh ~/bin/glen

$ glen version
0.２.0

usage

$ glen help

Usage: glen <cmd>

Commands:

version                         Print glen version
help                            Output help text
install <version>               Install the version passed (ex: go1.5.3)
uninstall <version>             Delete the install for <version>
use <version>                   Activate specified <version>
list                            List installed versions
tags                            List available versions (tags)

env list                        List environments
env create <envname> <version>  Create environment
env delete <envname>            Delete environment
env use    <envname>            Activate environment

vendor init <version>           Initialize current directory as workspace
vendor use                      Activate current directory as workspace

tools                           Install develop tools (goimports,gorename...)

例

# 使えるバージョン(タグ)を確認
# リポジトリをクローンするのでちょっと時間がかかります。
$ glen tags
  ... 
go1.8rc3
go1.9
go1.9.1
go1.9.2
go1.9beta1
go1.9beta2
go1.9rc1
go1.9rc2

# 適当なバージョンをインストールする
$ glen install go1.9.2
######################################################################## 100.0%
installed from binary
successfully installed: go1.9.2

# インストールされたのを確認
$ glen list
go1.9.2

# GOPATHを通す (あたらしくシェルを立ち上げています)
$ glen use go1.9.2

# .glenの下に配置されています
(glen:go1.9.2)　$ echo $GOPATH
/Users/astronoka/.glen/installed/go1.9.2/glen

# exit で抜けると、当然ながら$GOPATHはなくなります
(glen:go1.9.2)　$ exit
$

# 続いて環境を用意してみます

# 環境一覧
$ glen env list

# 導入済みのversionで環境を用意します
$ glen env create foo go1.9.2

# foo ができる
$ glen env list
foo

# 環境を有効化する
$ glen env use foo

# goのバイナリパスはこの辺
(foo:go1.９.2) $ type go
go is /Users/astronoka/.glen/installed/go1.9.2/bin/go

# $GOPATH は .glen の下に配置されます。
(foo:go1.9.2) $ echo $GOPATH
/Users/astronoka/.glen/env/foo

# vendor サブコマンドは、作ってみたものの使いみちがなかったので使い方は省略します。

これで好きなだけ沢山のバージョンを入れて、好きなだけ環境を作って開発ができますやったね！

しかしこうも思うのです。
そんなに複数のversionが入り乱れた状態を保守するのは嫌だと。

完

環境情報

$ sw_vers
ProductName:    Mac OS X
ProductVersion: 10.11.6
BuildVersion:   15G1217

(うわっ…私のMacOS Version低すぎ…?)

goのversion管理について

install

usage

例