はじめに
毎年、12月につくばで開催されているつくばランタンアートが3年ぶりに開催されました。
今年は、5,000個の子どもたちが作ったランタンが点灯されました。
光源としては通常はロウソクなのですが、CoderDojoつくば、CoderDojo守谷、micro:bit財団、地元の小中学校の協力で、81個のインタラクティブなmicro:bitイルミネーションを作成&点灯させる事が出来ました。
仕組み
今回は、micro:bit+TFW-IL1+500mlのペットボトルで実現しました。
ペットボトルは出来るだけ凹凸が多い物の方が光の拡散が美しいのですが、サントリーの南アルプス天然水を採用。これを9x9=81個を並べました。
- 通常は子どもたちが作った個性あふれる点灯
- 🟢のランタンには人感センサーを置き、人が近づくとそのブロック(3x3=9個)が一斉にフラッシュ
- ドラをハンマーで叩くと全ランタン81個が一斉にフラッシュ
という仕組みにしました。
プログラム
子どもたちには、はじめ0番のLEDが赤く点灯するだけのあえて残念な雛形を渡し、まずはmicro:bitへのダウンロード手順を説明。
https://makecode.microbit.org/_FFbLrxTzYgJt
無事、ダウンロードが出来るようになったら、改造方法として以下の情報を伝えました。
MakeCodeが初めての子どもが大半でしたが、45分の中で思い思いの作品を作り上げる事が出来ました。
完成した作品は、共有URLをGoogleフォームやTeamsで提出してもらい、スタッフが後から人感センサーとドラの仕組みを埋め込みました。(埋め込み方については追って記事を書きたいと思います)
展示
子どもたちの手で夕暮れ前に設置。
薄暗くなったところで全員で点灯を行い、夜には来場した大勢の子どもたちの笑顔を見る事が出来ました。
残念だったのは、開催が12/17,18の2日間の予定だったのですが、2日目は強風で中止となってしまいました。
来年はもっと多くの作品を子どもたちと作れたらと思います。