はじめに
昨年の今頃、テキストエディタの大ファイル事情というのを書きまして、それなりに反響とコメントを頂いたので1年ぶりにまた同じようなことをやってみました。
えっ今日は9月1日だって?
環境もろもろ
マシン
以前と同じですヽ(´ー`)ノ
エディタ
昨年の時点で充分に優秀だったものと更新がなさそうなものは除いています。
- Atom 1.29.0
- Brackets 1.13
- Visual Studio Code 1.25.1
- EmEditor 18.0 (おまけ)
実験素材
以前と同じですヽ(´ー`)ノ
結果
Atom 1.29.0
1024MBでも苦しく、ファイルは開けるものの検索すると反応がなくなって落ちてしまいました。(・´ω`・)
Brackets 1.13
「16MBを超えるサイズのファイルはBracketsで開くことはできません」
であっさり敗退。うーむ(・ω・)
Visual Studio Code 1.25.1
昨年は100MBでリタイヤだったCode君ですが大幅に進歩しました。
1024MBまではそのまま開くことができ、カーソル移動や検索もストレスなくOK。
2048MB以上では
という警告が出ますが、
files.maxMemoryForLargeFilesMB
という設定項目があるんですね。
これを開きたいファイルサイズより大きくすれば開けました。
ただ16GBではファイルを開くのに10分ほど待たされてしまい、だいぶ操作ももたつくという具合に。物理メモリ以上のファイルは難しいという感じでしょうか。
8GBまではファイルを開くのにかかる時間が1GBあたり10秒くらいのオーダーで、まあ使えるなと思いました。
ちょっと気になったのが、Codeのウィンドウを閉じてまた開くだけでは設定が反映されなかったことですが、そういう仕様なんでしょうか。
EmEditor 18.0
前回優秀だったので今回は調べていないのですが、動作がより速くなったようです。
https://jp.emeditor.com/text-editor-features/history/new-in-version-18-0/
一般の新機能
- 巨大ファイルを開いている時の様々な動作を大幅に高速化しました。
まとめ
夏バテのため小規模な調査になってしまいましたが、Codeが進歩していますね。
コーディングの現場でもMicrosoft製とは思えない人気を獲得している印象ですが、大ファイル扱いの面でもかなり使えるようになりました。