Github上のNode.jsのサンプルプログラム(Hello World)をIBM Bluemix上で動かしてみる。
前提
- Git クライアントが導入されていること
- Git のインストールは、「サルでもわかるGit入門」の"チュートリアル1 Gitの基本 Gitのインストール"を参照
- cfツールが導入されていること
- cfツールのインストールは、「Bluemixマニュアル」の"Cloud Foundry コマンド・ライン・インターフェースを使用したコーディングの開始"を参照
作業の流れ
- Githubからサンプルプログラムを取得
- manifest.yml を編集
- IBM Bluemixにサンプルプログラムをpush
1. Githubからサンプルプログラムを取得
Githubからサンプルプログラムを取得してください。
git clone https://github.com/asmanabu/HelloWorldNode
ここでは、C:\work\HelloWorldNode にcloneしたこととします。
2. manifest.yml を編集
manifest.yml は、Bluemixにアプリケーションをデプロイするときに参照されるファイルです。
アプリケーションが使用するホスト名は、Bluemixを利用する全ユーザーで重複が許されないため、ここで編集します。
エディターで C:\work\HelloWorldNode\manifest.yml を開きます。
<change to your hostname> の部分を修正してください。
applications:
- disk_quota: 1024M
host: <change to your hostname>
name: HelloWorld
command: node app.js
path: .
domain: mybluemix.net
instances: 1
memory: 256M
manifest.ymlの修正例です。helloworldの後ろに日付と適当な文字列を追加しています(helloworld20150421abc)。
applications:
- disk_quota: 1024M
host: helloworld20150421abc
name: HelloWorld
command: node app.js
path: .
domain: mybluemix.net
instances: 1
memory: 256M
3. IBM Bluemixにサンプルプログラムをpush
サンプルプログラムをBluemixにデプロイします。
C:\work\HelloWorldNode\ に移動し、以下のコマンドを実行します。
現在のディレクトリ以下にあるすべてのファイルをBluemixに転送します。不要なファイルを転送しないように、必ずディレクトリを移動してください。
cf push
以下の出力のように、runningと表示されれば、Bluemixへのデプロイは完了です。時刻やURLは、各環境に依存します。
requested state: started
instances: 1/1
usage: 256M x 1 instances
urls: helloworld20150421abc.mybluemix.net
package uploaded: Tue Apr 21 12:15:47 +0000 2015
state since cpu memory disk details
#0 running 2015-04-21 09:17:44 PM 0.3% 29.4M of 256M 33.7M of 1G
ブラウザを開いて、デプロイされたアプリケーションを確認しましょう。先ほどの出力のなかで、urlsに表示されているURL(この例では、helloworld20150421abc.mybluemix.net)にアクセスしてください。
Hello Wolrdと表示されていますでしょうか?