GitHubPagesを使って、Blogを書いているのですが、GitHubPagesに草を生やす機能を作成したので、ざっくり解説します。
前提知識
- GitHubPagesではJekyllを利用したWebPageを作成することが可能で、BlogはJekyllを利用して書いています。
- JekyllではCoffeeScriptを使用することが出来るので、使用しています。
- また、個人的にvue.jsを気に入っているので、使用しています。
作ったもの
解説
上記3つのファイルで構成されています。
posts_date.json
このJSONファイルは、書いた記事を日付別に扱うために存在しています。
Jekyllの記法を使って書いていること、JSON出力結果に無駄な空白を入れないために非常に可読性の低いファイルになっています
Jekyll
では、記事一覧をループを使用して取り出すことは出来るのですが、日付別に取り出すことが出来ない&仮に独自に日付毎に取り出すプラグインを作成したとしても、GitHubPages
で使えない可能性がある(※未検証)ため、このようなファイルを作成しています。
非常に可読性が悪いのですが、最終的に次のようなJSON
が出力されています。
{
"yyyy-mm-dd": [
{"title": "...","url": "..."},
...
],
...
}
このJSON
ファイルを利用して、日付毎の記事の有無を判定しています。
gorw-grass.yml
このファイルは、背景色、月名、曜日名の値をまとめたものになります。
変更するときに、いちいちソースコードを読むのが面倒なのでこのように外部に出しています。
# BackGroundColor
less: 'dimgray'
one: 'rosybrown'
two: 'indianred'
more: 'firebrick'
# MonthName
month:
jan: 'Jan'
feb: 'Feb'
mar: 'Mar'
apr: 'Apr'
may: 'May'
jun: 'Jun'
jul: 'Jul'
aug: 'Aug'
sep: 'Sep'
oct: 'Oct'
nov: 'Nov'
dec: 'Dec'
# WeekName
week:
sun: ''
mon: 'mon'
tue: ''
wed: 'wed'
thu: ''
fri: 'fri'
sat: ''
less
~ more
はそれぞれCSS
の背景色に対応しています。
-
less
: 記事が0件 -
one
: 1件 -
two
: 2件 -
more
: 3件以上
month
とweek
は月名と曜日名に対応しています。
ここを日本語に書き換えれば、日本語の曜日名と月名を表示可能です。
表示しない場合は、空文字を指定します。
grow-grass.coffee
この*.coffee
は*.js
に置き換わります。
なので、HTML
側で呼び出すときは、grow-grass.js
を呼び出します。
grow_grass = new Vue {
delimiters: [
'$'
'$'
]
el: `#grow-grass'
# ...
}
jekyll
で変数を呼び出す場合とvue.js
で変数を呼び出す場合に、どちらも2重波括弧を使用します。なのでvue.js
側を$
囲みに変更しています。
あとは、良い感じにcoffeeScript
でvue.js
を書いています。
<div id="grow-grass"></div>
<script async src="{{ site.url }}/assets/js/grow-grass.js"></script>
これで表示されます。
まとめ
今回文字色と背景色は指定していないため、読み込んだ環境に依存すると思います。
なので、gorw-grass.yml
の色さえ変更してしまえば、比較的どの環境にも移植しやすいのかな?と思います。
もし、GitHubPages
で、Jekyll
を使ってブログを書く機会があれば使用してみてください。
どのような感じに表示されるか気になる方はこちらで確認してみてください。