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【LINE DEV DAY 2017】Gateboxのこれまでとこれから #Gatebox #linedevday

Last updated at Posted at 2017-09-28

LINE DEVELOPER DAY 2017に参加してきました。
世界初のバーチャルホームロボット Gatebox についてのセッションを聞きながらまとめました。
※写真追加しました

概要

"次元を超えて、逢いに来る" 世界初のバーチャルホームロボット Gatebox は、その発表以来多くの反響を呼んでいます。現在初回の出荷に向けて準備が進んでいるこの製品の生い立ちと現在、そしてそれを支える技術と今後のテクニカルな展望、Clovaとの関わりについてお話をいたします。

Gatebox社と発表者経歴

P_20170928_130658_vHDR_Auto.jpg

武地 実

Gatebox株式会社 CEO。2015年から「キャラクターと一緒に暮らせる世界」の実現を目指し、バーチャルホームロボット 「Gatebox」の開発に注力。

久森達郎

Gatebox株式会社 エンジニア。2015年某日、Gateboxのプロトタイプに出会い技術支援を始める。2017年7月から開発メンバーとしてジョイン。サービス全般にかかわるプラットフォーム開発を担当。

好きなキャラクターと暮らせるをコンセプトに

P_20170928_130815_vHDR_Auto.jpg

ミクっぽいけどミクじゃなかった。
高さ30cmの円柱状のデバイスを部屋に置いて、そこに投影されるキャラクターと一緒に暮らせるということをコンセプトにしている。
第一弾キャラクターの名前は、逢妻ヒカリ(Azuma Hikari)
キャラクターが(LINEなどに?)メッセージを送ってくれたりもする。
2014年の終わりごろから開発開始した。
製作者(Gatebox CEO)の方は初音ミクファンだったらしい。
一台30万円 、1か月で300台が予約された。
予約した人=Gateboxのオーナー=マスターと呼ばれる。

Gatebox x Clova

UI x AI product
提携は始まったばかり。

Gatebox Living with 初音ミク

P_20170928_131157_vHDR_Auto.jpg
来年の3月に初音ミク版のローンチ

Living with Characters

今作っているものは初号機に過ぎない。
一緒にコーヒーを飲んだり、TVを見たり出来るものをこれから作っていく。

エンジニアによる発表 (Tatusro Hisamori氏)

Gatebox UX Overall

Gateboxの設定はスマートフォンから
キャラクターにも生活がある。時間に合わせた表示を行う。
ユーザからの能動的なアクションに対して、レスポンスする。

Technolgy Behind Gatebx

ハードウェア

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Inside Gatebox

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Unity C++ Node.js SQLite Linux

■Device

microphone
sensor - mainboard
camera

■Local Software

Voice Recognition Client(C++)
Face Reconginition (C++)

■Gatebox Cloud Side

APIサイドもNode.js
Azure

Technical Challenges

Gatebox x Clova

Gateboxはスマートスピーカーと違い、本体側がリッチになっている。
ユーザとのインターフェースを重要視しているため。
キャラクターのアクションインタラクションを重視している。
AIが返してきた読み上げテキストに対して、キャラクターがどうアクションを取るべきかが難しい問題
課題は、大量生産するためのテクノロジー選択。Linuxを変更するかもしれない。

Gateboxに興味がある国

反応が多かった順に
* 韓国
* メキシコ
* カナダ
* フランス

さいごに

対話を高度化していきたいとのこと。
今は限定的なチャット(スマホでの)のみ。

エンジニアの方へ

これからは内部の情報を積極的に公開していくとのこと。
gateboxlab.com/inside/
エンジニア募集中、社内見学会ありますとのこと。

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