Linux RedHat kdumpの設定方法とは?
2つのファイルの中身を書き換えます
書き換えるファイルは次の2つです。
1:/etc/default/grub
2:/etc/kdump.conf
1:/etc/default/grub
/etc/default/grubとは、OSを起動するときに必要なブートローダーと呼ばれるプログラムの一つです。
まず中身を変更する前に、lessコマンドで現在の設定値を確認します。
# less /etc/default/grub
次にファイルを書き換えます。書き換えを行う際はviコマンドを利用します。
# vi /etc/default/grub
ファイルの中身を変更し終わったら、historyコマンドで変更内容を確認します。
そしてログを読み、エラーが起きていないことを確認してから再起動します。
# history | grep kdump
# less /var/log/messages
# systemctl restart kdump
再起動後、再度反映され、正常に稼働していることを確認します。
# less /etc/default/grub
# systemctl status kdump
ここで変更が終わったのではなく、grub.cfgにも設定内容を反映させなければなりません。
そこで下記コマンドを実行します。
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
Generating grub configuration file ...
Found linux image: /boot/vmlinuz-3.10.0-229.el7.x86_64
Found initrd image: /boot/initramfs-3.10.0-229.el7.x86_64.img
Found initrd image: /boot/initramfs-0-rescue-f7553ca5fb094cd0a58e6d7604177d4a.img
done
これでdoneと表示されれば、設定が反映されたことになります。
ここまでで一つ目の設定が完了しました。
2:/etc/kdump.conf
/etc/kdump.confとは、カーネルダンプの出力先設定をするファイルです。
設定方法はviコマンドを使用します。
# vi /etc/kdump.conf
# reboot
.confと名の付くファイルは全て再起動が必要なので、再起動します。
再起動後、設定が反映されているのかをcatコマンドにて確認してください。
引用
めもめも GRUB2で知っておくとよいこと
GRUBについて
https://www.express.nec.co.jp/linux/distributions/knowledge/system/grub.html
以上がkdumpの設定方法でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!
変更が必要な箇所等ございましたら教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。