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初めての実務案件で意識した「タスクを進める前の準備」

Last updated at Posted at 2025-07-13

背景

・スクール講師のお誘いを受け、受講管理アプリのプロジェクトに参画し、主にバックエンド(Laravel)の実装を担当しました。
・フロントエンド(React/Next.js)の一部機能開発も担当しています。

初めに

・初めて実務案件に参加してみて、 「タスクをこなす前の準備」 がとても大事だと実感しました。
・特にチーム開発では、指示された機能をただ実装するだけではなく、

①全体の構成や設計意図を理解する

②他メンバーのタスクや進め方を把握する

③修正時の影響範囲を調べる

といった段取りを意識しないと、品質を落としたり、チーム全体に迷惑をかけてしまいます。

タスクを進める前に実践したこと

✅ 1. 全体構成と実装方針を把握する

・ルーティングからControllerをたどり、処理の流れを確認

・Controllerのロジックやコメントの書き方、ルールを把握

・依存しているService、Policy、DTOなどを確認

・既存のコード規約を前提に、プロジェクト特有の書き方や設計意図を理解する

目的

単に自分が動かせるコードを書くのではなく、プロジェクト全体に調和し、保守性を損なわない実装を行う。

✅ 2. 依存関係・共通処理を整理する

・既存の共通処理やモデル内メソッドを把握

・依存関係を洗い出し、自分用メモとしてNotionで整理

・どこを直すとどこに影響するかを可視化し、修正時の調査コストを削減

・Pull前などにも再確認を徹底し、影響調査を習慣化

目的

「動けばOK」ではなく、影響調査込みで品質を担保する。

✅ 3. チームタスクを把握する

・Jiraで他メンバーのタスク内容・進捗を確認

・自分の作業が他のタスクにどう影響するかを意識

・毎回実装前に、Pullや作業開始前に再度確認を行う

・タスク着手前に調整ポイントを洗い出し、コミュニケーションを取る

目的

ブランチ更新時のコンフリクトや手戻りを減らし、チーム全体の生産性を高める。

✅ 4. 振り返りの習慣をつける

・その日の実装内容・成果・課題を必ずまとめる

・反省点を言語化し、次回の改善に活かす

・自分用のチェックシートを作り、ケアレスミスを減らす取り組み

目的

やりっぱなしにせず、再現性をもった成長をする。

反省点

・影響調査用にまとめたドキュメントを、自分用だけで終わらせてしまい、チーム全体に積極的に共有できなかった

・今後は背景や意図も含めて共有し、認識合わせをリードできるようになりたい

まとめ

・この案件を通じて 「タスクをこなす前の準備」 の重要性を痛感しました。
・全体構成の把握や影響範囲の整理、チーム内での認識合わせといった地味だけど重要な準備が、品質を守り、チームの工数を減らす鍵になると感じています。

今後も段取りを意識した開発姿勢を大切にしていきたいです。
また、自分の学びの整理も兼ねてまとめました。どなたかの参考になれば嬉しいです。

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