概要
アプリを長い間開発していると、必ず生じるサポートバージョン問題。
そんなサポートバージョンを上げた時にどこを変更するのか忘れそうなので
備忘録的な意味合いも兼ねて更新したいと思います。
iOS Deployment Target
まぁ、これは言わずもがなですね。
ここで内部的には判定されているものと思われます。
@available属性
旧バージョンに対応していた場合、新しいOSでしか対応していないAPIを使う際には
@available属性などで条件分けして実装していたと思います。
これが必要なくなります。
@available(iOS, [version], *)
[version]の値が今回のサポートバージョンに含まれている場合は
消してしまって問題ありませんので消してしまいましょう!
また、この表記がある場合、この[version]に満たないバージョンで
代わりに呼ばれるメソッドがあるはずなので、そちらも消してしまいましょう!
[2020/02/14 14:30追記]
systemVersionによるチェック
UIDevice.current.systemVersion
によるチェックも可能なので、こちらの判定も見直しましょう。
[ここまで]
Podfile
忘れがちなのが、これではないでしょうか。
(今回この記事を書いたのは、これを忘れてたからです。)
platform :ios, "9.0"
みたいな表記があると思うので、これを今回サポートするバージョンへと変更して
pod install
を叩きましょう。
多くの場合は、ほぼほぼ変更点はない(checksumのみ)と思います。
他に皆様でやったことがあれば教えていただけると嬉しいです!
誰かのお役に立てば。