mac版のRでグラフを描画しようとするとwarningが大量に出る. グラフは描画されるけど気持ち悪いので原因調査.
> screeplot(maker.pca)
28 件の警告がありました (警告を見るには warnings() を使って下さい)
> warnings()
警告メッセージ:
1: In doTryCatch(return(expr), name, parentenv, handler) :
フォントファミリー "Arial" に対してフォントが見つかりません
2: In doTryCatch(return(expr), name, parentenv, handler) :
フォントファミリー "Arial" に対してフォントが見つかりません
...以下省略
フォントファミリーが足りていない.
mac版のRでグラフを描画するときはQuartzという描画エンジンが使われるらしい. 使えるフォントセットを確認してみる.
> quartzFonts()
$serif
[1] "Times-Roman" "Times-Bold" "Times-Italic" "Times-BoldItalic"
$sans
[1] "Helvetica" "Helvetica-Bold" "Helvetica-Oblique" "Helvetica-BoldOblique"
$mono
[1] "Courier" "Courier-Bold" "Courier-Oblique" "Courier-BoldOblique"
"Arial"が無い! 代わりにここにあるフォントセットを使えばwaringは消えるはず!
> screeplot(maker.pca, family="mono")
waring消えた!すっきり!
ついでに新しいフォントファミリーを定義する方法. フォント名は"Font Book.app"で各フォントのPostScript名を調べれば良い.
## 新しいフォントファミリー optima を作る.
## フォントファミリー名とレギュラー、ボールド、イタリック、ボールドイタリックの4つの書体を指定する
> quartzFonts(optima = c("Optima-Regular", "Optima-Bold", "Optima-Italic", "Optima-BoldItalic"))
Optimaだと日本語が表示されないのでヒラギノにしてみた. イタリックはナシ!
> quartzFonts(hiragino = c("HiraginoSans-W0", "HiraginoSans-W5", "HiraginoSans-W0", "HiraginoSans-W5"))