この記事について
公式のUpgrading Flutterをざっくり和訳したものです。
翻訳には一部Google翻訳を使用しています。
Flutter SDKの更新
Flutter SDKのバージョン更新には以下のコマンドを使用する
flutter upgrade
このコマンドを実行することで、現在のFlutterチャンネルで使用できるビルドの中で一番最近リリースされたFlutter SDKに更新できる。
安定度の低いチャンネルに切り替えることでより新しいバージョンのSDKをいれることができる。
Flutterチャンネルを切り替える
Flutterは安定度の高い順に以下の4つのチャンネルをもっている。
- stable
- beta
- dev ※廃止予定
- master
公式ではstableを使用することが推奨されている
現在のチャンネルを確認したい場合は以下のコマンドを実行する
flutter channel
指定のチャンネルに切り替えたい場合は以下の形式でコマンド実行する
flutter channel <channel名>
チャンネルを変更したら、flutter upgradeコマンドでFlutter SDKと依存パッケージのダウンロードを行うこと。
例 :
flutter channel dev
flutter upgrade
各チャンネルの説明
stable
おおよそ3ヶ月に一度、betaブランチは安定化されて、次のstableブランチになってリリースされる。
全ての本番アプリのリリースについて、このstableチャンネルを使用することを推奨している。
重大な問題や、セキュリティに大きな影響のある問題がある場合は、stableブランチに対してホットフィックスでリリースを行うかもしれない。
beta
月の初め、最初の月曜日にmasterのbranchから分岐する。これにはdartのエンジン、フレームワークも含まれている。
このブランチは次の二、三週間で安定化された状態になり、影響の大きい問題の改善のためにチェリーピックリクエストを受け入れる。
月の最後に近づくにつれて、このチェリーピックの数は減っていく。3ヶ月に一度、betaブランチはstableブランチになり、存続する。
流れについては以下を参照
dev
最新の完全にテストされたビルド。基本的には動作するが、既知の不良開発ビルドについては以下を参照すること。
継続的にmasterのビルドはdevに移行されている。
master
現在のツリーの最先端、最も新しいビルドが含まれている。
基本的には動作するが、時々誤って何かを破壊することもある。
パッケージの更新
pubspec.yamlを修正した場合、またはアプリが依存しているパッケージの更新をしたい場合は、flutter pubコマンドを使用する。
pubspec.yamlのdependenciesで列挙されているすべてのパッケージを最新の互換性のあるバージョンに更新するためには以下のコマンドを使用する
flutter pub upgrade
古いパッケージの依存関係を特定し、それを更新する方法についてアドバイスを得るにはoutdatedコマンドを使用する。
詳しくは以下を参照
flutter pub outdated