DirectConnect の記事は結構あるんですがGWまで含めた記事ってのが少ないようなので
設定した手順を共有します。DCGWとっても便利ですので是非!
Gatewayの作成
なにはともあれまずはDCGW作成します。ASNを間違えないように。
自動的に他のリージョンにもDCGWのコピーが作成されます(以下はバージニアの例)ので各リージョンのVPCはこっちに繋ぎましょう。自分はFrankfurtのリージョンを使うのでそっちを利用
VIF(仮想インターフェース) の接続
ベンダが事前に用意してくれているVIF の存在を確認し、Standby側を承認します
DCGWを接続先として指定(ここをミスると結構面倒らしいので慎重に..)
Pending->down state になるので 10分程待ちます
Available になりました
#各リージョンのVPCをDCGWに接続
DCGWに繋ぐ各リージョンに仮想プライベートGWを作って
VPCのルートテーブルを上で作ったVPGW に0.0.0.0/0のルーティング先として追加
できあがった仮想プライベートGW をDCGWに
関連付けます
ちょっと待ち時間ができるので...
同じ要領でFrankfurt の PrivateGWを関連づけておきます
#Active 側 VIF の接続
ひととおり設定終わったので、Active 側の VIFをアタッチ
設定としてはここまでで終了です。
#動作確認
各リージョンでテスト用のEC2を立てて社内からpingで疎通確認。
ssh接続できてよしよしと思ったころには
VIFアクティブ側もavailable になってました。めでたしめでたし。
#追記:転送速度について
FrankfurtにEC2立てて社内LAN(物理的には南東北の某市内)から圧縮データを数回SFTPしてみました。結果は以下の通り
DirectConnectは100Mbpsベストエフォート契約にしていますが
上り下り共に40Mbps前後ってのはかなりいい感じじゃないでしょうかね!