angular-cli を使って ng init でプロジェクトを作ると、各種設定ファイルが作成されるが、webpack.config.js など webpack に関連した設定ファイルはぱっと見みあたらない。
(angular-cli 自体は beta.10-beta.14 でビルドシステムを webpack に変更しているので、最近のものを使っていれば webpack を内部で使っていることになる。)
>ng i
installing ng2
create .editorconfig
create README.md
create src\app\app.component.css
create src\app\app.component.html
create src\app\app.component.spec.ts
create src\app\app.component.ts
create src\app\app.module.ts
create src\app\index.ts
create src\assets\.gitkeep
create src\environments\environment.prod.ts
create src\environments\environment.ts
create src\favicon.ico
create src\index.html
create src\main.ts
create src\polyfills.ts
create src\styles.css
create src\test.ts
create src\tsconfig.json
create src\typings.d.ts
create angular-cli.json
create e2e\app.e2e-spec.ts
create e2e\app.po.ts
create e2e\tsconfig.json
create .gitignore
create karma.conf.js
create package.json
create protractor.conf.js
create tslint.json
Installing packages for tooling via npm.
...
Webpack 自体は柔軟な設定をサポートするのにな、あれれ?と思ったら issue#1656 - [Enhancement] Overridable webpack config の議論を発見。
2016年9月時点での結論は(スレッドから理解する限り)以下の通り：
- 現時点では angular-cli の webpack 構成はオープンになっていないので、「自分で書いた
webpack.config.jsをどこかにおいて angular-cli に読み込ませる」など簡単な方法での設定上書きはできない。- 同じスレッドに「こうやったらできたよ」の記述はあるが、自分自身は未検証。
- collaborator のコメント では「final release をしたらロードマップやリストを公開する予定。ETAは早くて2017年のどこか(2016年内はないっぽい)。」とのことなので、2017年になったら対応されるかも?
最初にクイックに作り始めるには angular-cli はとても便利だけれども、ビルドでちょっと細工をしたい場合は考えないといけないのかもしれない。(そしてやり方に正解があれば知りたい。)