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Oracle Cloud Database Services 2021 Specialist (1Z0-1093-21) 試験に合格しました!

Last updated at Posted at 2022-01-07

はじめに

Oracle Cloud Database Services 2021 Certified Specialist認定資格はOCIプラットフォーム上にDBCS(Database Cloud Service)を中心としたOracleのDBサービス(ExaCS、Autonomous DB、MySQL Database Service、NoSQL Database Cloud Service)の実装・管理ができることを認定する資格となります。

Oracle Cloud Database Services 2021 Certified Specialist 認定資格の概要によると、以下となってます。

Oracle Cloud Database Services 2021 Certified Specialist 認定資格は、OCI プラットフォームに Oracle Database Cloud Service を実装するスキルがあることを証明します。認定試験では、ベア・メタルと仮想マシン (BM/VM) DB システムの構成と監視、 Maximum Availability Architecture (MAA) と Data Guard for Exadata Cloud Service の構成、Exadata Cloud at Customer の構成、MySQL Database の管理、HeatWave の利用、 NoSQL Database Cloud Service 要件等のトピックをカバーします。 最新の研修コースの受講と、現場経験が推奨されます。​​

無事試験に合格したので、試験の概要と勉強方法をシェアしておきます。

試験の範囲

試験の範囲は試験内容チェックリストによると、以下となってます。

  • クラウド上の Oracle Cloud Platform for Database

    • クラウド上の Oracle Cloud Platform for Database
    • クラウド上の Oracle Cloud Platform for Database の説明
    • Oracle Cloud Infrastructure の戦略 (OCI) の説明
  • DB システム BM/VM

    • VM Cloud Service アーキテクチャの説明 (コンピュート/ストレージ/ネットワーキング/インターコネクト/サポートされているデータベース・エディションとバージョン)
    • ベア・メタルと仮想マシン (BM/VM) DBシステムの監視
    • VM Cloud Service と自動ストレージ管理 (ASM) および論理ボリューム・マネージャ (LVM) に必要なコンポーネント (オプション、ネットワーク/シェイプ/拡張/etc) の作成
    • Database VM Cloud Service ライフサイクルの管理 (拡張/スケーリング/状態/パッチ適用インフラ/GI)
    • データベース・ライフサイクルの管理 (パッチ適用/履歴書/移動/バックアップ/リストア)
    • DB システム BM/VM の最大可用性アーキテクチャ (MAA) と Data Guard の構成/デプロイ -DB システム BM/VM コマンドライン・インタフェース (dbcli、OCI CLI) の使用
  • Exadata Cloud Service

    • Exadata Cloud Service の説明 (アーキテクチャ/データベースのエディションとバージョン)
    • データベース・ライフサイクル管理の説明 (パッチ/homes/move/backup/restore) (旧6.1、9.1、11.x)
    • Exadata Cloud Service と必要なコンポーネントの説明 (オプション/ネットワーク/シェイプ/拡張)
    • Exadata Cloud Service ライフサイクルの管理 (拡張/スケーリング/状態/パッチ適用インフラ/GI)
    • Maximium Availability Architecture (MAA) と Data Guard for Exadata Cloud Service の構成
    • Exadata Cloud Service コマンドライン・インタフェースの説明 (ExaCLI、dbaascli、OCI CLI)
    • Exadata Cloud Service によるモニタリング・オプションの説明
    • Exadata Cloud at Customer (ExaCC)
  • Exadata Cloud@Customer のインフラストラクチャの説明 (OCIの概要、Exadataインフラストラクチャ、コントロール・プレーン、ネットワーキング)

    • VM クラスタの作成 (前提条件およびポリシー、vmクラスタの作成/編集、OCPUスケーリング)
    • Oracle ホーム (OH) の作成と管理:前提条件とポリシー、OH バージョンとオプション(共有/非共有)、dbs、db 接続/監視の作成および管理
    • バックアップとリカバリ (バックアップの保存先、バックアップ・オプション、リカバリ・オプション) の説明
    • パッチとアップグレードの説明 (CLI と UI のオプション、操作、分析、適用、スイッチバック、手動パッチ適用)
    • ExaCC への Autonomous Database のデプロイメントの説明 (Autonomous クラスタ、Autonomous コンテナ・データベース、Autonomous プラガブル・データベース)
  • MySQL Database Service と HeatWave の技術概要

    • MySQL Database サービスの説明
    • MySQL Database の管理
    • MySQL Database のプロビジョニングと接続
    • MySQL Database の監視
    • MySQL Database サービスのバックアップの設定
    • MySQL Database サービスのパフォーマンスの考慮事項の説明
    • HeatWave の作成、管理、使用
  • NoSQL Database Cloud Service

    • NoSQL Database Cloud Service への接続の説明
    • 表のセキュリティ管理の説明
    • 表レート制限の説明
    • NoSQL データ・モデルの説明
    • NoSQL データベース・サービスのプロビジョニング済スループットの説明
    • NoSQL 言語の SDK の説明
  • Oracle Cloud Infrastructure Database Management Service

    • Oracle Cloud Infrastructure Database Management Service の説明
    • Management Agent のインストールと構成
    • 外部データベースの登録とデータベース管理の有効化と使用
    • フリート要約と管理機能の表示
    • データベース・グループとジョブの使用

出題数と合格ライン

出題数と合格ラインは、2022/1/7現在では以下となってます (出典)。

55問
68%

つまり、38問正解すれば合格できるという事で、見直しマークを15個くらいに抑えられればOKです。
いけそうな気がしますね。。

受けてみた感想としては、問題自体は長文のものはあまりなく、選択肢自体も比較的わかりやすい形になっていると思いました。

勉強方法

公式のリソースが展開されてます。

一番試験の参考になるのは寺子屋の資料ですが、最終的にはOracle Universityの資料をきちんと理解できれば問題ないと思います。(Administering Database Cloud Service on Bare Metal and Virtual Machine DB Systems - Updatedはなぜか日本語コンテンツには表示されないので追加しました、英語版のコンテンツには出てきてますので追記しておきました)
Oracle Universityの資料は5-6時間くらいで、倍速にすれば半分くらいにはなるので、いったん字幕つけてざっと流して模擬試験を受け、結果を見て余り得意でないところを公式資料で補足するのが良いかと思いました。
なお、現時点ではOracle Universityのコンテンツは日本語字幕を付けることはできますが、基本は英語です。

自身は既にOCIのCertified Architect Professionalを取得していましたのでOCIについての知識はありましたが、少なくともFoundationレベルの知識はあると良いと思います。

受験方法

試験自体は先ほどの Become an Oracle Cloud Database Services Specialist: 日本語(Oracle University) をある程度完了すると、「Oracle Cloud Database Services 2021 Specialist (1Z0-1093-21-JPN)」のRegister Nowを押下できるようになりますので、そちらを押下するとテスト登録に進めます。
image.png

テスト登録方法はOracle Cloud Infrastructure 無償学習プログラム 認定試験の無償受験方法に詳しく記載がありますので、そちらを確認して進めるとよいです(特に日本語で受験する場合には確認しておきましょう)。

まとめ

2022年3月末までは無償で試験が受験できますので、まずは一通り勉強したら一度受験して、弱いところとかを補強して臨めば合格できると思います。
Tipsですが、英語試験と日本語試験は別カウントで、RETAKEポリシーも別扱いとなります(2021/12月に確認)。
英語で雰囲気をつかんで、日本語試験に臨む、とかも可能です。

日本語試験は試験監督の問題か、選択できる枠が少ないので、早めに枠は確保だけしてしまう事をお勧めします。
是非無料のタイミング(~2022/3)で資格を取っちゃいましょう!

おまけ

本試験に合格した際に、Oracle Master SliverもしくはOracle Master Goldを所持していると、自動的に Oracle Database Cloud Administrator 2021 Certified Associate もしくは Oracle Database Cloud Administrator 2021 Certified Professional にも認定されます、ちょっとお得ですね。

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