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英検を33年ぶりに受けてみた話

Last updated at Posted at 2023-06-09

はじめに

2023/6/4、英検2級を受けてきた。
前回受けたのは、多分高校一年の時に受けた英検3級。1990年かな。英検の略称がSTEPだった頃。

久々に英検を受けたので、今後受けようかな、と思ってる人に向けて、と、また次回、いつか自分が受ける時のためのメモ。

で、どうなった?

とりあえず受かりました(゚∀゚)

こんな人です

Webアプリ屋です。現在4社目。今の会社は派遣会社ではないんだけど、最近は客先常駐で情シス的な業務を日々楽しくやってます。
去年は念願だったネットワークスペシャリストに合格したので、情報系の資格試験はとりあえず燃え尽きました。すごい資格なのに、会社の偉い人には「で、それが何の役に立つの?」ということ言われたので、もう仕事に関係する資格なんか、取ってやるかー!ぷんすか!状態です。
ちなみに、自社はネットワークがとことん弱い会社です。まあ、そんなありがたいお言葉をいただける会社ですので、ネットワークなんて誰がやってもチョロいと思ってるんですよ、うちの会社は。
常駐先の客先はいい人ばかりなんだけど。

とはいえ、英語はコンピュータ言語のマニュアルとか、海外の技術系掲示板のやりとりを読むには便利ですからね。やって損はないし。
変数名とか決めるのにも便利だしね。

そして、2019年から実は英会話教室に通ってます。
仕事で使いたいから、ではなく、好きな海外のミュージシャンのライブ後のサイン会でお話したい!コミュニケーション取りたい!それが本当の目的。

TOEICも2022年の春くらいに受けて、605点という微妙な点数を獲得。
でもTOEICの有名どころのテストの LR って、リスニングとリーディングだけなんだよね。ライティングとスピーキングがない。だけど世間では評価される。うーん、それってどうなのかなあ、と。
TOEICはどれだけ出来が悪くても点数はもらえるし(合否という考えが無い)、どうせならズバリ「はい合格!はい不合格!」と言われたいんで、未着手だった英検2級にチャレンジしてみた。
まあ、2級は高卒レベルと言われてますけど、当時英語にまったく興味のなかった僕にしてみれば、すごい進歩。中高の時なんて、赤点ばかり取っていたと思う。というか勉強していなかったしね。高校に入ってからはちょこっとだけ勉強はするようになったけど、英語はさっぱりわからなかったなあ。

あ、ちなみにこの文章を書きこんでいる時点で、1次の合格発表もまだです。速報見る限りだと、1次はいけたんじゃないかなあ、と。でもライティングはわかんないからなあ。

当日までの勉強

受けるかどうしようか迷って、結局、申し込み締め切りギリギリの5/3に受験申込。
しかし、実は4月くらいから喉が痛くて、試験当日は水飲むのもつらいほど(コロナではなく、喉元にできものがあった。幸い悪性ではなかった)。
病院で精密検査とか受けてたりしたので、ぶっちゃけ集中した勉強時間は取れなかった。喉痛くて集中できないし。

とはいえ、基本、月~木は英会話教室行っているし、あとはTOEIC用に以前買った下記の本で勉強。まあ勉強というほど読み込めなかったけど。

TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ

ただ、英検2級の過去8回分の過去問は一通りやった。一周だけ。直近4回分はリスニングの音声問題もあったのでそちらもやった。本当は過去問は最低でも2周はやりたかったなあ。

過去問は、1次試験については、直近3回分は英検の本家ページで公開されてます。リスニングの音声もあるので、便利。

ちなみに、問題冊子は冊子状にプリントして勉強。ほぼ実際のサイズ。
スマホの画面とかだけで勉強していると、実際の問題を見た時に、目が迷子になると思うので、一度は実際のサイズを確認しておいただほうがいいと思います。

英検2級用の下記を買おうかとも思ったんだけど、チラッと見たら、直近の問題で出ていた単語が載っていなかったりしたので、まあ先のTOEICの本でいいか、と妥協。

英検2級 でる順パス単

あと、一応、月~金の6:00~7:00、12:15~12:40 はNHKの英会話のラジオ番組聴いてます。テキストは買わず、会話を聞いてひたすらノートに書いてます。
これも3年くらい続けているかなあ。

↓ 2023/6/11追記。
意外にこの記事、アクセス数が多かったので、他にもやっていることを追記。
僕が行っている英会話教室はわりとゆるい感じで、毎回きちんとしたテキストがあるわけでもなく、宿題も特に無い。まあ、英会話の回数をとにかく多く、というのがメインの教室かな。
で、帰りの地下鉄の中で、本日の授業内容とかを日記みたいな感じに英語でノートに書いてる。A5ノートの1ページに。

あと、実はライブ行くのが趣味なので、ライブの感想を毎回英語で書いているインスタも地道にやってます。

つたない英語だけど、最初は1行だけの投稿だったのに、まあそこそこの文量は投稿できるようになりました。まあ文法はまだめちゃくちゃだけど。
毎日日記を英語で書くとハードルは上がるけど、ライブなら毎日行くわけでもないので、ハードル下がるかなあと思って。とはいえ年間40本くらいライブ行っているので、週一くらいは書いてる感じね。
おかげで、ライティングはそこまで苦じゃなくなりました。でも英会話教室行っているのに、スピーキングがまだ瞬発力無いのはだめね、自分。
↑ 2023/6/11追記ここまで。

あと、風呂に入っている時は、AFNという海外に駐留しているアメリカ人向けのラジオ(旧FEN)を、聞き流していた。Androidアプリの「AFN go」を利用して「Voice」というチャンネルを聞いてます。英会話の先生も、意味が分からなくても、ラジオ聞き流すといいよ、ということで。言ってる意味わからなくても、まあアクセントとか雰囲気とか、空気感の勉強ですかね。

ということで「英検2級対策の勉強」はそこまではしなかったけど、毎日そこそこの英語の勉強はしてます。

昔は英検2級だなんて、未知の世界だったんだけど、過去問を見たらいけそうな気がしたので受験。日々少しづつの勉強だけど、やっぱり身に付いているんだなあと実感。

前日

試験の数日前には受験票が届く。
写真の貼り付けが必要なので忘れずに。また当日は本人証明書も必要とのこと。
当日、写真に割印的なものを押してもらう。

当日用のシャープペンシルの芯を新品と入れ替え。予備の芯もシャーペン内に入れる。
シャーペンの芯はHB推奨みたいだけど、僕は B 使ってます。濃いからね。
消しゴムも予備含めて2つ準備。シャーペンも予備をもう1つ用意。

あとはさっさと寝ましょう。

当日

出かける前に、腕時計の時間合わせ。僕はチープカシオのデジタル時計を使ってます。

会場の学校へは、入場開始時間に到着。係員に案内され教室へ。

みごとに10代の子だらけ。こんな小さい子が2級受けるんだ。
1人くらいはおっさんいるだろうと思ったらいなかった。
途中、ヒゲ面のおっちゃんがいたので、 ( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ と思ったら、お子さんの付き添いだったみたいで、試験開始直前にいなくなった。

昔、秘書検定2級を受けた時は、黒い革ジャンにチェーンジャラジャラなにーちゃんもいたのになあ。

席は自由。
え?そうなの?昔からだっけ?

とはいえ、ひとつの長テーブルに3人とかなので、のちほど「ここ座ってー、もっと詰めてねー」と子供相手口調で試験監督の方に言われる。まあ、大半の受験者が学生だしね。

受験票の写真、割印してもらっていないので、不安になり、試験監督のおねえさんに訊いたら「あとでスタンプ押しに回ります」とのこと。

試験開始の少し前に、試験監督のおねーさんが「今からスタンプ押しますので、受験票と身分証明書を出してください」と言って、スタンプを押して回ってくれる。

割印のハンコを押してもらう際、身分証明書も必要。しかし、あまりきちんと確認されなかったような。
ちなみに、当日の僕本人はコンタクトにヒゲ面、免許証はメガネにヒゲなし、証明写真はコンタクトにヒゲなし。すみません、時期によって見た目コロコロ変わってしまって。

試験前に、リスニングのスピーカーのテスト。
聞こえますか?と。ここで手を上げておかないと、あとから言っても聞き入れないからね、と。
うん、音量はまあまあなんだけど、音がねえ、くもってるのよね。
ハイをブーストしてほしいんだけど、そんなこと言ってもやってくれるかわからないし、そもそも音量についてしか聞かれなかったので何も言わず。

会場で使っていたオーディオは KENWOOD CLX-50 のホワイト。これ、イコライザーついていたのかなあ。

問題冊子、情報処理試験と違って、折りたたんだ状態でA4サイズなのね。なので、公開されている過去問をA3にプリントして冊子にして利用しても同じ感覚なんだ。

まあ、リーディング等は特に可もなく不可もなく。

問題は後半のリスニング。
やっぱり、音声が聴きづらい。ハイをブーストしてくれ……TOEICでも同じような事思ったんだよなあ。

あと、何回かページをめくる必要があるんだけど、受験者のお子さんたち、ダイナミックにめくるから、その瞬間に問題が始まると聞こえなかった。
うん、きみたちは若いから聞こえるよね、多分。あと、試験でいっぱいいっぱいだと思うから、試験中に他者に気遣えってのも無理な話とは思う。とはいえ、自分も静かにめくっていたかと言われれば試験中だったし、なんとも。

なので、席が自由に選べるなら、前の方か、オーディオの近くの方がいいと思う。
ティーンズに囲まれるよりも、後ろの方でのんびり受験しよう、と思って最後列に陣取っちゃったんだよね、今回。

どの試験でもそうだと思うけど、試験会場では、試験官の時計が正義。IPAの情報処理関係の試験では、ほぼ正確な時間だったけど、今回は試験官の時計が20秒ほど遅かった。とはいえ、試験前日には自分の時計の時間を合わせておかないとね。

ちなみに、会場は妹の母校の女子大だった。
女子大だけど、中には男子トイレもあった。

会場前の「実用英語技能検定試験会場」と書かれた看板の写真撮りたかったんだけど、前に保護者の方や試験終ったみなさんがたむろしていたので断念。

その後

ありがたいことに、当日中にどこかのステキな人が、解答速報を公開してくれます。
僕は下記の動画で確認。ギリ合格できているような、気がする。

翌日の13時には、公式の解答速報が公開されます。

リーディング、ライティング、リスニングがあり、二次試験ではスピーキングの試験もあるので、やっぱり自己の英語力を見るには勉強になる試験だと思いますよ、英検って。リーディング、弱いなあ、自分。

まあTOEIC絶対主義もいいんだけど、英検の資格を合格した上でだと、さらにいいと思うしね。
一次試験が無事合格し、二次試験も無事突破して合格したら、次はTOEICの700点超えを目指しますかね。

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