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4年かけてネットワークスペシャリスト試験に合格したお話

Last updated at Posted at 2023-01-21

はじめに

書いている人

2022年4月のネットワークスペシャリスト試験に合格。

Web屋に従事して20数年。現在4社目。Linuxを使ったWebアプリケーションの開発が長かったので(Perl とか PHP とか)、ある程度はネットワークについては知っているつもりだった。

ブラックな前々職では、晩年はネットワーク管理者が不在の状態で社内のネットワーク管理が放置されていたので、仕方なく自主的にネットワーク管理者をやっていた。といっても、メアド管理したり、各種サーバのおもりしたり、YAMAHAのRTXの設定したり程度。

現職では、ネットワークやったことあるアピールはしていなかったんだけど、なぜか唐突に社内ネットワーク管理者に呼びこまれた。ネットワーク管理者は10名ほどいるのに、ネットワークリテラシ皆無なネットワーク管理者ばかり。まあ、みんな嫌々やっていたんだろうけど。一番最後に加わった僕が一番社内のネットワークに詳しいという状態。そもそも、社内のネットワーク図すらない。いや、あるにはあったんだけど、旧事務所時代のIPアドレスが割り当てられている状態。しかたないので、ONUからLANケーブルたどって、床ひっぺがして、オフィス内全部のLAN配線を書きだしましたよ。
ちなみに、現在はさらに別の新拠点へ引っ越したので、誰かが社内のネットワーク図は書いてくれているだろう。
その他、いろいろと質問しても誰も答えを持っていないので、勝手にいろいろやってた。
率先していろいろとやってはいたと自負しているけど、正直なところあまりの社内のネットワークリテラシの低さに嫌気がさして、客先常駐になったのをきっかけに、ネットワーク管理者から離脱。

ちなみに、ネットワークスペシャリスト合格以前に持っていた資格は、

全国珠算教育連盟 珠算2段
全国珠算教育連盟 暗算2級
英検3級
秘書検定2級
基本情報技術者試験
TOEIC 605点 (2022年1月)
Microsoft Azure AZ-104 (2022年3月)

こんな感じ。ネスペ直前にTOEIC初受験したり、AZ-104(会社命令)受験したり。

受験のきっかけ

自社の現職の社員のみなさん、ネットワーク知らないくせに、常に上から目線なんですよ。いつもネットワークに関しては適当な事ばかり言ってる。「PCがなんかおかしい!ネットワークのせいだ!」いや、まずPCを再起動してみようよ?とか。会社もネットワークの重要性をわかっていない。「ネットワークなんてだれでもできるでしょ?」という雰囲気。
もちろん、ネットワーク管理者になっても手当なんてなかった。通常の業務をやりつつ、ネットワーク管理者やらされていた。

こちらも正論を言ったところで、ネットワークスペシャリストの資格をもっていないのであれば、しょせん横並びの同レベルの意見。説得力なんてない。なので、「ネットワークスペシャリスト資格試験に合格してドヤ顔したい」という反骨精神だけで合格を目指した。
そして合格しても、自社のネットワーク管理者には復帰するつもりはないんだけどね。

まあ、合格まで4年かかったけど。
2018年、2019年、2021年、2022年と受験。ご存じの通り、2020年はコロナ禍のため試験は開催されず。

なので、僕はいたって普通の凡人です。その凡人目線からの合格までのお話を書ければな、と思ってます。

そしてこちらが合格証書。

やっぱり合格した時は、すごくうれしかった。

試験勉強

全体

初回

2018年。

マスタリングTCP/IP―入門編

現在は第6版だけど、僕は第5版の時に購入。
ネットワークの知識は皆無だったので、通勤電車の中で計6回くらいは通して読んだんじゃないかな。デカい本だけど。
隅から隅まで読んで理解、というよりは、ネットワークで使われる用語を覚える感じで。本当に基礎知識として読んだかな。

最初の受験の時は、上記の本と、ネットに転がっている過去問の午後の解答の情報で十分だろう、と思っていたけど、見事に落ちた。午後1までは通っていたけど。
まあ、まじめに勉強していなかったというのもあるんだけど。でも、自社の社員旅行中も午後問題やっていたなあ、宿泊先で。

午前試験は有名な道場のページで。

この時はまだ秋試験だった。

2回目

2019年。

ご存じのように、午前1を通過すると、2年後の同時期の試験まで午前1が免除になる。せっかくなので春試験のデータベーススペシャリストを受験。まあこちらも落ちたけど。

その後、ネスペ試験勉強、このままじゃいかんと下記も購入

情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト

翔泳社のテキスト。僕は2019年版を購入。これ、基本内容をまとめた基礎編PDFもダウンロードできたんだよね。最新版は書籍側に含まれるのかな?基礎編結構大事。
この本を選んだのは、過去問の解説が一番多いから。平成15年くらいからあったので。ただ、この時は本の内容を読むには読んだけど、理解はしていなかったような。

この頃から、試験の1か月前から5時起きの生活に変更。朝5時から午後問題をやって、通勤電車の中で午前2試験をアプリでひたすら学習、会社の休み時間や、定時後の時間にも午後問題。
そして週末は図書館へ勉強へ。IPAで公開されている平成21年からの午後問題、トータルで5週くらいやったんじゃないかなあ。

会社でも、昼休みとか、終業後に会議室で勉強してた。

しかし、不合格。

3回目

2020 - 2021年。

前回の反省もふまえ、春試験に浮気せず、1年しっかりネットワークスペシャリストの勉強をすることにした。そして、試験1年前から朝5時起きの生活に変更。
ちなみに、以前は寝るの大好き人間だったのに、自分が朝型人間になるとは思ってもいなかった。

朝5時起き、最初は「なんで自分だけが早起きしているんだろう……」と思ってたけど、1か月もすると「早起きしている自分、カコイイ!」となり、3か月もすれば何も思わなくなります。もう、今では早起きがあたりまえ。帰宅後に疲れた状態で勉強しても集中できないんだよね。なので早起きして勉強することに。

また、前回分の午後問題の解答がほしかったので、著名な 左門至峰 さんの書籍購入。

ネスペR1 - 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説

僕が買ったのは、この時期の最新のR1。

左門さんの解説、非常にわかりやすい。1冊まるまる令和元年の午後問題の解説だけど、非常に読みやすい。人気がある理由わかります。

そして、タブレット Amazon Fire HD 10を購入。

答えの解説まで全部印刷していると、荷物が膨れ上がるので、またいつでもPDFで確認できるように。
最初はスマホで表示していたけど、やっぱり見づらい。

会社がコロナ禍の施策として、テレワークの際にセカンドモニタがほしいなら補助する、とのことで、モニタという名目で購入。いや、そりゃ買えるならiPadとかのほうがいいと思うよ?でも高いからねえ。PDFを閲覧するだけなら十分。先の基礎編PDFと、午後解答のPDFをこいつに入れて、いつでも見れるようにしていた。で、ネットで調べてGoogle Playをインストールして、通常のAndroidタブレットとして使えるようにした。
PDFの閲覧には下記アプリを利用。

これ、フリーだし、マーカーひけるし、メモも残せるし気に入ってます。

あと、リーディングルーラー代わりに下記を使用。

PDFで読んでいると、どこまで読んでいたかとか、うとうとしている時とかわからなくなる時があるので、これで読んでる行を示しつつ。

ただ、当初は2020年の秋試験を目指していたが、コロナ禍のため、いつまでたっても試験日程が発表されず。そして、まさかの2021年春に実施すると。

そして、本来なら、2018年に午前1をパスしていたら、その後2年は午前1試験免除なのに、2021年度の春試験は免除ではなくなると、申し込みの際に気付く。そう、「あと2回の同一試験」じゃなくて、「2年先まで」というね。たとえ試験が開催されなくても。免除じゃなくなるの間違いじゃない?って問合せまでしちゃったけど。

なのであわてて午前1も勉強。もう予定狂いまくり。

午後問題もトータルで平成21年から7周くらいはやったけど。けど。

実は、2019年から英会話教室に通っている。当初は英語嫌いにならないように、意図的に家では勉強しなかったんだけど、やっぱり上達したいし月謝無駄にするのももったいないので、2021年から朝6~7時はNHKのラジオで英語を自宅でも勉強するようになった。1日のネスペの学習時間が1時間ほど減った。昼も25分聴いているので、85分減った。

で、3回目も不合格。

まあ、いいわけなんだけど、試験日程が決まらなかったのもあって、なかなかモチベーションは続かなかったから落ちたかな、と。いいわけだけど。

4回目

2022年。

3回目受験後に、午後試験の解答例を速報で掲載している業者のページを見て、「あ、これは落ちたな」と思ったので、即勉強開始。

上記ページ、無料で公開してくれるのでありがたいです。

左門至峰さんの前回分のテキストももちろん購入。

ネスペR3 - 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説

僕が買ったのは、この時期の最新のR3。

左門さんの言葉を信じ、「過去4年分を3回、しっかりと理解する」までやった。最終的には4回やったかな。

試験後に手ごたえがあったのはこの時が初めて。
ちなみに、試験後に試験会場近くのワクチン接種会場に行って3回目のワクチン接種して帰宅。本当は時期的に2月くらいには3回目接種できたんだけど、発熱して試験勉強の時間がけずられるのが嫌だったので先延ばししてた。

業者のページで公開される解答例は見ないことにした。僕の中でもかなりやり切った感はあったし、ぶっちゃけ「受かってるかも」という期待の気持ちでいたかった。

合格発表日、会社のお昼時間突入と同時に確認。手震えたけど、番号発見。
そして、見事合格。
ようやくガッツポーズができた。
IPAは基本情報ぶりかな、合格は。基本情報も、IT屋に転職して、最低限の力はあることを示したかったんだよね。IPAの試験、合格すると自信にはつながると思う。

で、最終的には、以下のように勉強するのがいいかと思う。

午前1

午前1は、地味にむつかしいと思う。出題範囲が広範囲だし、アルゴリズム問題とか経営戦略手法の問題もある。
ただ、とにかく過去問を繰り返して勉強すれば、70%は取れると思う。
金銭的に余裕があるのであれば、秋試験で午前1だけを合格するつもりでデータベーススペシャリスト試験を受けるのもありかも。

ネスペに合格した時は、午前1は免除だったけど、基本、通勤時間中に、下記のAndroidのアプリでひたすら学習。問題/解答の解説はないんだけど、とにかく空き時間で進めるには便利。

答えの導き方がわからない時は、下記の有名なWebページで覚えた。

高度試験の午前1と、応用情報の午前問題は被ってるし、また、過去に応用情報に出題されていたけど高度試験に出題されていなかったものが出題されることもあるので、時間があるのなら、高度試験の午前1だけではなく、応用情報の過去問もやっておくべき。
そして、上記アプリで公開している問題は全部やる。できるだけやる。心折れるくらいたくさんあるけど。でも僕はぶっちゃけ、高度試験の午前1だけをとにかくやった。 

あと、午前1も1回くらいはA3(できれば試験と同じサイズのB4がいい)に冊子状態にして印刷して、実際に解いた方がいい。Webだけで、スマホアプリだけで勉強していると、本番の時に問題文の字の大きさ、紙面の大きさに目が迷子になる。

僕は、高度試験午前1を前年度冊子状態に印刷して、時間があるときは書いて勉強した。午前1って、計算問題もけっこうあるんだよね。

あと、2021年の春から、午前試験は問題文が明朝体からゴシック体に変わった。なので、直近の試験問題は印刷してみておいたほうがいい。フォントが変わるだけで雰囲気も変わる。

午前2

午前2は、比較的合格しやすいと思う。基本、ネットワークの問題ばかりだし、過去問をやっておけば70%はとれる。
こちらも、Androidのアプリと、Webアプリで勉強。こちらも通勤時間などの移動時間メインで。

午前1にも言えることだけど、問題をぱっと見てみて「うわ、ぜんぜんわからん。まずは基礎を勉強してから問題を解くか」と思うかもしれないけど、とにかく午前問題はさっさと実際に解いてみる方がいい。問題を見たら解答がどれかわかるくらいにやりこむべし。もちろん、基礎勉強も大事だけど。

午後2の問題は、上記で公開されている問題は、本当に、100%全部やる。
被っている問題も多いので、実質はそこまで多くはないと思う。毎日最低1年分はやること。試験の直前まで続けること。暇さえあればやること。移動時間はスマホアプリで解けるところだけ解いて、計算問題などは帰宅後とかでやる感じで。トータルで全年度それぞれ50回くらいはやったんじゃないかな。

午前2も、1回くらいは実サイズの冊子状態にして印刷して、実際に解いた方がいい。ホント、スマホアプリだけで勉強していると、問題文の文字の大きさに戸惑うから。

こちらも、2021年の春から、問題文がゴシック体に変更。

午後1

午前の問題を何周かしたところで、午後の勉強を始めるといいと思う。
午後1の過去問も解きつつ、先にも紹介した下記テキストも通勤中などひたすら読んだ。

これ、過去問の収録数が一番多いのでおススメ。
解説も直近以外のものはPDFで提供してくれている。直近のものの解説は書籍内のみ。

過去問は、IPAの正規ページからダウンロード、A3に印刷して、冊子状にして勉強。

午後問題も、2022年からゴシック体になっていた。

午後問題は、いくつかの節に分かれていて、節ごとにそれぞれタイトルがついている。で、問題も、それぞれの節ごとにだいたい出題される。なので、まずは節のタイトルの左に○と番号を順番につけ、対応する設問にも○と番号をつける。こんな感じ。

問題文
image.png

設問
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2022年度の実際の僕の書き込み。ただでさえ字が汚いのに、時間も制限ある中での書き込みなのでご容赦を。

解答する場合も、節ごとに解答すると、問題の内容を忘れるまえに答えることができるので、この方法がいいと思う。ただし、まれに後の節を読まないと答えらない場合もあるけど。

問題文中の気になるキーワードは、○で囲ったり、アンダーライン引いたり。Bのシャープペンシルで書き込んだ。
Bのシャープペンは問題文に書き込んで、またあとから消す際に、きれいに消えやすい。HBだと、跡が残ってしまう。ちなみに、午後試験の勉強も問題文に書き込むので、勉強後に書き込みは消してまた勉強するので、やっぱり消えやすいBのシャープはいいと思いますよ。

文章で解答する箇所は、自信が無くてもとにかく指定文字数に近づけるように何か書く。部分点がもらえると思う。

解答用紙を再現してくれているところがあるので、これをダウンロードしてプリントして使うと便利。午後の解答用紙は、本番はB4の横サイズだけど、A4横にプリントして使った。

また、ネット上で午後問題の解説しているページや動画もあるけど、解答は有名な下記テキストを購入。
絶対に買ったほうがいい。

ネスペR4 -本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説

先の翔泳社のテキストももちろんすばらしいんだけど、左門さんの1年分の試験を1冊でしっかりと説明してくれるのがすばらしい。1冊まるまる解説なのに、読むのが苦にならない。

ただし、翔泳社のテキストも左門さんのテキストも、公式ページで公開されている、正誤表は定期的に確認すること。誤記などがある場合がある。
R3のテキストは、p.137、p.138 の箇所は僕が指摘した。時期は2月上旬くらいだったんだけど、意外にそれまでは指摘が無かった模様。出版社の方も丁寧に対応してもらった。

左門さんの言う通り、過去4年分を最低3回、問題文中の全部の知らない名詞の意味を調べまくるくらいやりこむ。実際には4回通してやったかな。試験勉強はあせるので、問題を解く数をたくさんこなすのが正しいと思いがちだけど、じっくりしっかりやるのがいいと思う。

午後2

基本は午後1と同じでOK。
ただし、問題文が長いので集中力がほんと続かない。本番では緊張もあるので、集中力はもったけど。

勉強時は集中力を高めるため、耳栓ヘッドフォンを買った。これ結構いいですよ。お金があるなら、ノイズキャンセリングのヘッドホンとかもいいかも。

上記画像、折りたたんだ状態だけど、実際はヘッドホンのような形。よく射撃練習の人が耳にあてているようなやつ。

週末は図書館でも勉強していたんだけど、たまに頭おかしい人が司書さんに怒鳴り散らしていたりするので、図書館でもよく使ったな。あと、コロナ禍のため、窓を開けているので、外の騒音が入ってくるんだよね、図書館。

問題文に、読みたくなくなるような情報量の表などが出てくるけど、これは読んだほうがいい。結果、読んだ方が時間に余裕がでる。

あと、経験的に、ぱっと見難しそうな表、図、見たことのない表記ルールの表、図があると、内容は簡単な気がする。

また、午後1、午後2は、大体ネットワークの改善がテーマなんだけど、そのネットワーク改善の「目的」も覚えておく、メモっておくこと。文章で解答する場合に、その解答が「目的」と合っていないと、たとえ解答内容が技術的に間違っていなくても、不正解となります。
たとえば、目的が「サーバを減らしたい」なのに、処理負荷改善のために「サーバを増やして処理を分散する」という解答はNG。

以下、独断と偏見による覚書。

機器間の送信元、送信先のMACアドレスを問われる場合。
 →ぱっと見の図とは異なり、同じサブネット間、または異なるサブネット間の通信となり、ルータ経由/非経由の可能性がある。正確には、ルータを経由するんだけど、パケットが外に抜けずにルータの内側を通るパターンとかもある(結果、MACアドレスがルータのもにならない)。

通信経路を問われる場合
 →Webサーバまでの経路の場合、プロキシサーバを経由する可能性がある。
 →ぱっと見で簡単に想像できる経路ではないパターンが多々ある。
 →VLANにより、アクセスするユーザ毎に経路が違う。
 →スパニングツリーや、ゲートウェイ、VLANにより、行きと帰りでパケットの経路が異なる。

ARPテーブルキャッシュ、MACアドレステーブルキャッシュの有無により、パケットの流れが異なる。

PoEは、定期的に試験に出てくる。

STPも、定期的に試験に出てくる。RSTPも出てくるし、MSTPも出てくる。

RARPは本来の、MACアドレス→IPアドレスを求める処理には使われないくせに、いまだに試験に出てくる。試験内でも本来の使われ方はされない。ARP、GARPももちろん出てくる。RARPサーバが問題中に出てこなければ、RARPは本来の使い方はされないと考えていい。

仮想サーバも頻繁に出てくる。ただ、自社でもVM使っているので、イメージはしやすかった。仮想が出てくると、だいたい冗長化の話も出てくる。

DNSは、コンテンツサーバとキャッシュサーバの違い、プライマリとセカンダリの役割の違い重要。あとVALUEにIPアドレスが入るのは、基本Aレコードのみ。
委譲はCNAME。

ネットワークでは「スレーブサーバ」など「スレーブ」という単語はよく出てくるんだけど、昨今の情勢で、言い換えの方向になる模様。セカンダリやらフォロワーやらレプリカに変わると思う。
LUNA SEAファンクラブは改名の話は聞かないな。

「ブラックリスト」「ホワイトリスト」も言い換えの方向になると思われる。

試験前日

はい、勉強はほどほどに、さっさと寝ましょう。

試験当日

出発前、腕時計の時間を合わせること。
僕は毎朝ジョギングでタイムを計る関係でデジタル時計を使ってるけど、アナログでもなんでもお好きなもので。ただし、秒針がついているものを用意すること。会場の試験官は、ほぼ正確な時間で開始/終了してくれる。試験官の時計が正義なので、たぶん10秒前後は自分の時計と誤差は出ると思うので、そこを考慮して自分の時計を確認すること。

ちなみに、受験者の中には、文庫本くらいのでっかい卓上時計を持参している人もたまにいる。

会場近くのコンビニで、ツナマヨおにぎり2個購入。DHA。あとチョコも購入。明治の一口サイズの。午後1試験の前に2口、午後2は3口ぶん食べた。

解答は基本Bのシャープペンシルで。
万が一のために予備のシャープペンシル、そして万が一のために鉛筆も1本持参。消しゴムも2個用意。

午後1問題。
問題の選択という難関があるけど、午後1は結構時間が少なくなると思うので、さっさと決める。得意な分野の問題があればそれ。あとは勘。運。

問題選択後、問題文の節ごとに、節のアタマに番号をつける。
そして、節に対応した設問に、同じ番号をつける。解答は節ごとに。

問題文中のキーワードはアンダーライン、または○で囲う。余白にもキーワードを書き込む。設問に答える際、どのページの問題なのかの把握も早くなるし、同じキーワードで別ページにも関係する記載があるなら見つけやすい。

節を読み終えるごとに、設問をチェックし、対象の節が設問にあればすぐに解答。解答後にまた問題文へ。

午後1は時間が本当に短い。時間配分を考え、45分で1問を解くように。45分たったら、気持ち切り替えて第2問へ。
しかし、午後1は2問解答しなくちゃいけないので、頭の切り替えがむつかしいね。

午後2問題。
午後2は比較的時間があまると思うので、問題の選択はじっくり行なう。5分くらいしっかりかけても大丈夫。

同じように、節ごとに番号をつけて、対応する設問も同様に。

午後の表、出てきた段階でしっかりと読む。一字一句までとはいわないけど、

節を読み終えるごとに、設問をチェックし、対象の節が設問にあればすぐに解答。解答後にまた問題文へ。

午後2は、比較的時間があまると思う。回答は1問だけなので、頭の切り替えの必要もないし。今回は、問題文をトータルで3回くらい読み返せるくらい時間はあった。

自己採点用に、解答を問題用紙に書くのもいいけど、それは時間に余裕があればでいい。解答優先。

下記で、解答の速報があるので、見るもよし、ワクテカして合格発表を待つもよし。

ちなみに、まわりは自分よりすごそうな、できる人だらけに見えるけど、僕が受験した会場の教室も、90人くらいいたけど、合格者は14人。どの試験でも言えることとは思うけど、みんなすごそうに見えるだけ。

合格発表

2か月後に発表。だいたいお昼の12時かな?どきどきするけど、自分の番号があると飛び上がるくらいうれしかった。

官報にも掲載される、ってことで、Webから官報のページへアクセスして、該当のページを印刷。

image.png

ちなみに、この日の「今日のうらないカウントダウン」はぶっちぎりの最下位だった。だけど合格

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ちなみに、勉強で使った解答用紙の束はこちら。

image.png

image.png

こうやってみると、けっこう真面目に勉強していたね。
手前の青い物体、使い終わった消しゴムのケースをつないでみた。これ以外に7個くらいさらに使っていたけど。

合格後、調子に乗ってこんなTシャツ買った。

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資格は僕の中では、会社が祝い金くれるからとかじゃなくて、自己鍛錬だと思ってる。ひらたく言うと自己満足。それでいいんじゃないかな。損をするわけでもないし。

ちなみに、僕の部長のコメントは「資格なんて、勉強さえすれば、新人だって取れるでしょ?」とのこと。
うん、じゃ社内でネスペの合格者他に誰がいるんだよ、という。

祝い金くれるとはいえ、もう社内向けには資格は受験しないかな。自己鍛錬では資格勉強はまだ続けるけど。

さて、次は何の試験を受けようか。

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