環境整備済みの人向け
Python3の環境が整っている人には、iOSエンジニアによるPython3入門(文法編)も書いているので良かったら読んで頂きたい。
背景
fastlaneにはrubyが使われてるし、gybにはPython使われてるし…。より深く理解や学習しようとした時に、Objective-CやSwiftだけでは完結できなくなってきるので、以前から興味のあったPythonを学びつつ活かしていこう画策した。
macOSならデフォルトでPython2系は入っているが、今からなら最新のPython3を選ばない理由はないと思うので、macOSかつPython3を基準で記載していく。
Python3導入
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brewが入っていない人は、下記を参考に導入
Homebrew macOS 用パッケージマネージャー -
brew install python3
を打つ -
python3 --version
で Python 3.6.3(2017/12/12現在)と表示されたのでちゃんと入っていること確認。
GUI環境の整備
ターミナルで、python3
を打ってコマンドライン環境でやるのもありだけど、iOSエンジニアとしてはGUI環境に慣れすぎてコマンドベースにはツラみがある。
なのでVisual Studio Codeを使って、Python環境を整える。
Visual Studio Codeのセットアップ
Pythonのデバッグ環境等のインストール
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サイトからダウンロード、解凍、アプリケーションフォルダに入れる、起動
Visual Studio CodeでのPythonをPython3がデフォルトになるよう設定
ターミナルからcode
と打ってVisual Studio Codeを起動するように設定
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コマンドパレットの入力欄に
shell
と入力し、”シェルコマンド:PATH内に'code'コマンドをインストールします” を選択 (アンインストールの項目のほうが先に表示されているので注意)
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インストール完了後、ターミナルを起動して
code
と打ってVisual Studio Codeが起動することを確認
これでVisual Studio Codeの導入も完了。
Pythonファイルがあるディレクトリで、ターミナルからcode .
とかcode hoge.py
と打つことで、Visual Studio Codeでプロジェクトやファイルを開いてくれる。