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【ざっくりと理解するWeb技術入門】Cookieとセッション

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はじめに

みなさん、こんな経験はありませんか?

  • 一度ログインしたら、次回も自動でログインされていた
  • ネットショップのカートに入れた商品が、ページを閉じても残っていた
  • 昨日検索した商品が、今日別のサイトの広告に出てきた

実は、これらの仕組みの多くは 「Cookie(クッキー)」 という技術によって支えられています!

また最近は多くのサイトでCookie許可を求めるものが多いため、よく見かけるのではないでしょうか
▼こんなのです
cookiesample.png

「Cookieってなに?」という初心者の方でも 超ざっくり理解できるように 解説していきます!
簡単のために厳格な解説や説明になっていない部分はご了承ください。


1. Cookieとは?

Cookie(クッキー)とは、Webサイトがブラウザに保存する小さなデータ のことです。
サイトに訪れたときに 「この人は誰?」 を識別するために使われます。
実際に個人情報レベルで特定するわけではなく、リクエストしているクライアントが誰かを識別するという意味です

▼リクエストがよくわからない場合はこちら

▼クライアントがよくわからない場合はこちら


2. Cookieの具体例

📌 例①:自動ログイン

  1. Amazonでログイン
  2. 次の日にもう一度Amazonを開いたら、ログイン状態が続いている

💡 これを実現しているのがCookie!
サイト側が 「この人は前回ログインしていた」 という情報をブラウザに保存しているのです。


📌 例②:カートの中身を記憶

  1. ネットショップでスマホケースをカートに入れる
  2. 途中でページを閉じる
  3. 次の日また開いたら、カートの中身がそのまま!

💡 Cookieのおかげで、カートの情報が消えない!


📌 例③:広告の追跡

  1. 「スニーカー」を検索する
  2. 別のサイトの広告に「昨日見たスニーカー」が出てくる

💡 Cookieが「この人はスニーカーに興味がある」と覚えている!
(これが「トラッキングCookie」と呼ばれるものです)


3. Cookieの仕組み

ざっくりとCookieはこんな流れで動きます👇

  1. サイトを開くと、サーバーがCookieを発行
  2. Cookieがブラウザに保存される
  3. 次にサイトを開く際に、ブラウザが2.で保存したCookieをサーバーに送る
  4. サーバーが「前回と同じ人だ!」と認識する

4. セッションとは?

Cookieに似た仕組みとして 「セッション」 があります。
大きな違いは データの保存場所 です👇

Cookie セッション
データの保存先 ブラウザ(ユーザー側) サーバー
保存期間 設定次第(数分~数年) サイトを閉じるまで
用途 自動ログイン、カート情報、広告 一時的なログイン認証

5. まとめ

  • Cookieは「ブラウザ」に保存するデータ(ログイン情報、カート情報など)
  • セッションは「サーバー」に保存するデータ(短期間のログイン情報など)
  • Cookieは便利だけど、セキュリティ対策も重要!
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