背景

/etc/motdを編集すれば、Linuxのログインメッセージを変更できる。
しかし、Amazon Linuxでは、OSを再起動するとシステムが書き換えてしまう。
その解決方法。

解決方法その一

誰が更新しているのか？
/etc/motdはシンボリックリンクで、実体は/var/lib/update-motd/motd。

ls -la /etc/motd
lrwxrwxrwx 1 root root 25  5月  9 20:03 2013 /etc/motd -> /var/lib/update-motd/motd

このファイルの更新しているのが、以下のスクリプト達。

$ ls -la /etc/update-motd.d
合計 20
drwxr-xr-x  2 root root 4096 11月  5 09:01 2013 .
drwxr-xr-x 76 root root 4096 11月  5 09:02 2013 ..
-rwxr-xr-x  1 root root  220 10月 16 22:51 2013 30-banner
-rwxr-xr-x  1 root root  441 10月 16 22:51 2013 70-available-updates
-rwxr-xr-x  1 root root 2103 10月 16 22:51 2013 75-system-update

各スクリプトをみると、30-bannerを編集することでログインメーセージをカスタマイズ可能なことが判る。

解決方法そのニ

/etc/update-motd.d/*は編集したくない、という場合はこちら。
/etc/bashrcで独自のメッセージを流すようにしてやれば良い。

$ diff /etc/bashrc.old /etc/bashrc 
43a44,50
> 
>   if [ -f /etc/motd.d/custom ]; then
>     echo
>     cat /etc/motd.d/custom;
>     echo
>   fi
85a93
>