iSHをインストールした後の設定をまとめてみました。
1.パッケージの更新
最新の状態にするために、下記のコマンドを実行します。
apk update
apk upgrade
2.よく使うツールのインストール
sudo vim git openssh を追加します。
apk add sudo vim git openssh
3.日本語環境のインストール
1.必要なパッケージのインストール
apk add font-jis-misc
apk add terminus-font
apk add kbd
2.ロケールを設定
/etc/profileに下記を追加します。
export LANG=ja.JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
4.ユーザーの作成と設定
一般ユーザーを作成し、ログイン時のユーザーの変更やsudoの設定などをします。
1.ユーザーの追加
adduser <ユーザー名>
パスワードを求められるので入力します。
2.sudoの設定
作成したユーザーをwheelグループに追加します。
gpasswd -a <ユーザー名> wheel
goasswdが見つからないとエラーになる場合、下記でパッケージを追加します。
apk add shadow
shadowを入れると不安定になる為別の方法を試してみます。
3.sudoersの編集
visudo
#%wheel ALL=(ALL)ALLの行のコメントアウトを外す。
%wheel ALL=(ALL)ALL
とする。
下記の行を追加する。
<ユーザー名> ALL=(ALL)ALL
これで、sudoコマンドが使用できるようになります。
4.launch cmdの設定
iSHの設定アイコンを長押し(重要)して表示されたlaunch cmdを下記のように修正します。
ここで設定したユーザーがiSH起動時の自動ログインユーザーになります。
/bin/login -f root
↓
/bin/login -f <ユーザー名>
5.開発環境のインストール
コンパイルツールやpythonのインストールをします。
apk add build-base
apk add python3
6.その他、設定すると便利になりそうなもの
1.バックグラウンドでiSHを起動したままにする
下記を実行することで、バックグラウンドで動き続けます。
cat /dev/location > /dev/null &