はじめに
1024px x 1024pxの画像からmacOSアプリやiOSアプリで必要になるアプリアイコンを書き出すRubyスクリプトです。
以下の環境で動作確認をしています。
macOS High Sierra(10.13.1)
appiconset
appiconsetは以下の方法でインストールできます。
$ gem install specific_install
$ gem specific_install -l 'git://github.com/arthur87/appiconset.git'
appiconsetの使い方
$ appiconset -h
Usage: appiconset [options] <input>
-o, --output <output>
-x, --xcode <version> set xcode version; 8.3.3, 9.1
-p, --platform <platform> set platform; ios, mac, univarsal
-h, --help Show this message
1024px x 1024px の画像からアプリアイコンを作成します。
$ appiconset icon.jpg
$ cd ./AppIcon.appiconset
$ ls
Contents.json Icon-20@3x.png Icon-40@1x.png Icon-60@3x.png
Icon-1024@1x.png Icon-29@1x.png Icon-40@2x.png Icon-76@1x.png
Icon-20@1x.png Icon-29@2x.png Icon-40@3x.png Icon-76@2x.png
Icon-20@2x.png Icon-29@3x.png Icon-60@2x.png Icon-83.5@2x.png
Contents.jsonと複数のpngファイルが作成されます。
これらのファイルをXcodeプロジェクトのAppIcon.appiconsetにコピーします。
このスクリプトでは、iOS、macOS、univarsalのアイコン作成をサポートしています。
例えば、platformにmacを指定するとmacOS向け、universalを指定するとimageset向けの3種類のアイコンを作成します。
省略した場合はiOS向けのアイコンを作成します。
$ appiconset icon.jpg -p mac
sips
このスクリプトでは、macOSの標準コメンド「sips」を利用しています。
sipsは画像に関する情報取得や画像の変換処理ができます。
このコマンドには、縦横比を維持した変形、回転、水平反転、切り抜きなど多数のオプションがあります。
最後に
このスクリプトはGitHubで公開しています。