この記事について
琉球大学アドベントカレンダー2日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/5231
当初はスクラムに関する記事を書いていましたが
せっかくの琉球大学アドベントカレンダーなので
自分が大学時代にやっておけば良かったなと思う内容についてまとめることにしました。
(投稿遅れました、ごめんなさいm(_ _)m)
対象読者
大学で情報工学を学んでいる人たち
始めに
自分は19卒で大学院を卒業して、もうすぐで3年目を迎えるWebエンジニアです。
大学時代はIoTやら機械学習周りをメインに活動していました。
この記事は、大学時代にやっておけば良かったと感じている内容を
後輩たち向けにまとめたものになります。
アジェンダ
- 授業内容をちゃんと理解する
- 開発系のアルバイトを始める
- 積極的にプレゼンしてみる
1. 授業内容をちゃんと理解する
1つ目は授業内容をちゃんと理解することです。
それって当たり前じゃん!って感じるかもしれませんが、実際には何となくわかった気がする状態で卒業することが多いと思います。
大学における情報工学系の講義は全ての技術の基礎となります。
イメージしやすく表現すると、情報工学の知識は人の体で言う骨の部分に相当します。
エンジニアとして就職する場合、
組み込み、機械学習、IoT、Web系など様々な選択肢がありますが
それらはあくまでも骨の上に位置する肉の部分であり
骨格部分の知識がしっかりしている状態を作ることが出来れば
技術をより正確に扱うことが出来ます。
特に低レイヤーの技術は非常に大事です。
自分が覚えている部分で授業の範囲を出すと
- OS
- ネットワーク
- Unix
- データベース
- アルゴリズム
- コンピュータシステム
などがあります。
上記の知識は仕事を進めていく中でかなり重要です。
情報工学は学習範囲がかなり広いため大変ですが
就職後でも、これらの基礎知識があれば仕事を進める上で問題となることはほぼ無いので
未来の自分に対する投資と思って、諦めずに学び続けてみてください。
(筆者はネットワークやデータベース系の知識がボロボロの状態で卒業しているので、就職後にコツコツ学んでいます。一緒に頑張りましょうorz)
PS.
人間には得意、不得意があり全ての授業を一人で理解するのはかなり厳しいと思います。
そんな時は周りに頼りましょう。
エンジニア界隈は非常に優しい方が多いです。
友達、先生、コミュニティなど、上手く頼りながら勉強を進めていくと良いかもしれません。
2. 開発系のアルバイトを始める
アルバイトをやるなら開発系のアルバイトがオススメです。
筆者は学部時代の4年間を家庭教師として過ごし、大学院時代の1年間でWeb系のアルバイトを行っていました。
家庭教師のアルバイト自体は非常に楽しくやりがいもありましたが
せっかく情報系の大学に進んでいるなら、開発周りのアルバイトをやっていれば良かったと後悔しています。
理由としては、以下があります。
- サービス開発を通しての学びが多い
- 作業時間がそのまま勉強時間となる
サービス開発を通しての学びが多い
サービスとしてシステムを開発する場合は
サービスの拡張性、複数人での開発、設計、テストなど
大学の授業では学びにくい部分が必要になってきます。
これらの知識は骨の上に位置する肉の部分に相当しますが
せっかくアルバイトをするなら、大学生のうちに学んでおいて損はありません。
アルバイトではなく、インターンなどでも良いです。
実務を通して得られることはかなり多いため非常にオススメです。
作業時間がそのまま勉強時間となる
これは書いている通りです。
将来的にエンジニアとして就職するなら勉強時間は多ければ多いほど良いです。
世間の傾向的に、デジタル庁の開設やコロナ下における環境の変化により
エンジニアの需要が高くなっている傾向にあります。
実際に巷ではプログラミングスクールが流行っており
初めての方でも月数万の投資で
Web開発を学びたいモチベーションがある方が多い傾向にあります。
情報系の大学生の特権として
開発系のアルバイトやインターンなどを比較的に始めやすい立場にあります。
バイト先の求めている人材と自分のスキルがマッチすることがあれば
開発系のアルバイトをやってみると、得るものが多いと思います。
3. 積極的にプレゼンしてみる
実務では、周りとのコミュニケーションが必ずと言っていいほど発生します。
自分が伝えたいこと、チームとして伝えたいこと、事業部として伝えたいことなど
相手に伝えたい内容を整理し、しっかり伝えるスキルが必要となってきます。
大学生で一番このスキルが欲しい!となるタイミングは
就職活動や卒論発表などのタイミングだと思います。
学部の始めの頃に主体的にプレゼンの内容を整理したり発表などを行っておくと
後の自分の財産になるため非常にオススメです。
まとめ
この記事では、就職してみて感じた大学時代にやっておけば良かったことを紹介しました。
どれも就職してからでも出来ることではありますが
大学時代は比較的に時間に余裕があると思うので
もし参考になる部分があれば是非試してみてください。
少しでも参考になれば幸いです。