はじめに
初めまして!
本記事が初投稿となります!
今回から技術評論社から出版されている、「栢木先生の基本情報技術者教室」を元に私が学習した内容を要点をまとめて書いていこうと思います。
書籍についての情報は以下になります。
出版社 : 技術評論社
著者:栢木 厚(かやのき あつし)
https://onl.bz/DdWBBjy
記事の書き方に四苦八苦しておりますが、生暖かい目で見守っていただけるとありがたいです・・・
初回ということで基本情報技術者試験の内容にも簡単に触れておきたいと思います。
基本情報技術者試験とは「ITエンジニアの登竜門」として位置づけられている試験で、情報処理技術者を対象とした最も基礎的な試験です。
1日がかりで受験しなければならない出題範囲の広い試験であり、しかも、午前と午後では出題形式がガラッと変わります。
具体的には、テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の三つの分野があります。非常に試験範囲が広いことが特徴の一つです。
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テクノロジ系(技術的内容)
基礎理論、アルゴリズムとプログラミング、コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア、ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ、システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術 -
マネジメント系(管理的内容)
プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査 -
ストラテジ系(業務的内容)
システム戦略、システム企画、経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ、企業活動、法務
合格基準はどちらも100点満点中60点以上になります。
ではここからは学習内容のアウトプットになります。
1.情報量の単位
コンピュータ内部の全ての情報を「ON」と「OFF」のように二進数の「1」「0」で表現している。
この最小単位を「ビット(Bit)」と呼び、2進数1桁に相当する。
さらにこのビットが8個ひとまとめになったものを「バイト(Byte)」といい、2進数8桁に相当する。
このような1と01の羅列は「ビットパターン」と呼ばれることもある。
「1バイト=8ビット」
2.表現可能な情報量
1ビットで表現可能な情報量は「0」と「1」の2通り。 → 2の1乗
2ビットでは「00」「01」「10」「11」の4通り。 →2の2乗
つまり、nビットの場合は2のn乗通りの情報を表現することができる。
nビットで表現できる情報量=2のn乗通り
≪参考≫指数の公式
データ量や処理時間を計算するときに以下の指数の公式が役立つので、暗記しておくと便利。
3.大きな数値を表す接頭語
年々、コンピュータが扱う情報量は膨大になってきている。
そこで、データ量を表す「B」(バイト)の前に10の整数乗倍を表す接頭語が使われる。
大きな数値を表す接頭語=k(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)
4.小さな数字を表す接頭語
情報量の増大とともに、コンピュータの処理速度が非常に早くなっている。
そこで、処理時間を表すS(秒)の前に10の整数乗倍を表す接頭語が使われる。
小さな数値を表す接頭語=m(ミリ)、μ(マイクロ)、n(ナノ)、p(ピコ)
5.文字の表現
文字の一つひとつが0と1の二進数で表現された識別番号を文字コードという。
代表的な文字コードには以下がある。
ASCII(アスキー)コード
英数字、記号、制御文字のみ。米国標準記号で最も基本となる文字コード。
日本語は無し。
シフトJIS(ジス)コード
ASCIIコードに漢字、仮名の日本語を加えたもの。
EUC
UNIXやLinuxなどで使用される。漢字、仮名もOK。
Unicode(ユニコード)
世界の文字の多くを一つにしたもの。
それを符号化する方式の一つにUTF-8がある。
メールなどで見られる「文字化け」は、作成者が使った文字コードとは異なるものをあてはめるためにおこる現象だそうです。
Unicode=世界の文字を一つに体系化したもの
今回はここまで、次回はCPUについて学習します。
エンジニアファーストの会社 株式会社CRE-CO Y.K