RemoteDebugはESP32/ESP8266(Arduinoフレームワーク)で利用できるワイヤレスデバッグのためのライブラリ。ADBなどのモダンな開発環境の様に7段階にログレベルを設定してデバッグログを出力できる。mDNSにも対応しているため、いちいちIPを調べなくても良い。
接続は基本TELNETクライアントで行う。webアプリ版もあるらしい。ウェブアプリ版のREADMEのリンクはドメインの有効切れで接続すると変な広告サイトに飛ばされるので利用したい場合はローカルにダウンロードして実行すべし。
2019年5月を最後に開発がストップしている。ワイヤレスが必要ない場合はSerialDebugと言うライブラリもある。
利用する時にハマりやすい点
コンパイルエラーが出るので対策
src/utility/WebScokets.cppの42行目を
WebSockets.cpp@Line42
#include <hwcrypto/sha.h>
を以下のように書き換える
WebSockets.cpp@Line42
#include <sha/sha_parallel_engine.h>
一定時間おきに
debugHundle()
を呼び出す必要がある。呼び出す用の別タスクを作っておくと良い。
void debug_handle_task(void *pvParameters){
while(1){
debugHandle();
vTaskDelay(1000 / portTICK_PERIOD_MS);
}
}
void setup(){
//debug用タスクを作成
xTaskCreate(
debug_handle_task, // task function
"DEBUG", // task name
8192, // stack size
NULL, // タスクに渡すポインタ
1, // task priority
NULL // task handle pointer
);
}