#はじめに
こんにちは!株式会社エイアイフィールドのヒロセです。
この記事ではandroidアプリ開発環境と仮想デバイス構築のざっくりとした手順の説明を行います。次回以降の記事ではゲーム開発のコーディングなども書いていきたいと思っています。
今回導入していくツールはandroid studioです。
この記事の対象となる人
・androidアプリを作ってみたい人
使用環境
mac os catalina 10.15.7
#環境構築編
Androidアプリの開発に必要な環境を構築していきます。
android studioをダウンロードします。
以下のURLから行ってください。
URL:https://developer.android.com/studio?hl=ja
PCにandroid studioがインストールされていなければ以下の画像が出てくるはずです。
nextを選択してダウンロードを終えると以下のような表示になります。
ダウンロードが完了し「android SDK is up to date」と表示されました。
画面を戻しandroid studioを起動してみます。
プロジェクトの選択画面が出てきました!ここまでくれば開発までもう一息です。
new projectを押してプロジェクト内容の設定画面に移ります。
Name:プロジェクト名
package name:公開時のプロジェクト名(公開前なら変更できます。)
save location:プロジェクトのローカル保存パス
minimum sdk:最低動作を保証するandroidバージョン
今回はjavaで開発を行うのでlanguageにはjavaを選択します。
次の画面ではプロジェクトの基本テーマの選択ができます。
今回はあまり画面の縛りを設けず「Empty Activity」を選択していきます。
これで基本の開発環境は整いました!
続いて作成したアプリを動かすための仮想環境を用意します。
#仮想環境用意編
早速コーディングといきたいところですが、その前にandroidのエミュレーター(AVD:Android Virtual Device)を用意してPC内でandroidデバイスを動かせるようにします。
android studio上部のAVD Managerを開いてください。
以下のデバイス設定画面が出てきます。
OSを動かすデバイスサイズを選択しますが今回は比較的メジャーであろうpixel5にしました。
使用するAPIlevelにはプロジェクトで対象としたminimum SDK バージョン以降を選ぶ必要があります。今回はAPIレベルを30に設定しました。
作成する仮想デバイスの名前を「AVD Name」に入れてください。
なんでもよいので、今回はデフォルト値にしています。
これで一通り設定が完了しました。
作成した仮想デバイスの一覧画面が出てくるので、
列を選択して右側の再生ボタンを押すとandroid仮想デバイスが起動します。
じゃーん!
起動してみるとこんな感じで実行画面が確認できるようになるわけです。
ちなみにしっかりandroidなのでPC画面からスマホ版のyahooニュースなんかが見られたりします。面白いのでみなさんも是非試して見てくださいね。
ここまできてようやくゲーム開発ができるようになります。
#ゲーム開発(次回予告)
記事が長くなってしまったため今回はここまでとしますが、次回以降の記事では実際にゲームを動かしていきたいと思います。
作ったのは画面上の犬にお手をさせる、名付けて「犬のお手ゲーム」です。
ルールは以下に設定します。
・犬は機嫌のよい時にお手をする。
・犬は空腹になると寝る
・機嫌の悪い時と寝ている時はお手を無視する。
・おやつのジャーキーがあれば機嫌が悪くても寝ていてもお手をする。
・ジャーキーを与えると空腹が回復する。
このルールで実際に作ったゲームがこちらです。
(gifなのでゆ〜っくりですが動きます。)
※画面は開発途中のものです。
次回以降詳しく説明していくので楽しみにしていただけたらと思います。
#まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は開発環境の用意だけでしたが、
PC内でandroidが起動するだけでもテンションが上がりますよね?
是非これを機にアプリ開発の一歩を踏み出していただければ嬉しいです。
それではよいお年を!