4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

[p5.js]VSCodeとp5.jsの開発環境 #1

Posted at

Cursor or Visual Studioc Code(VSCode)で、p5.jsをコーディングする開発環境の作り方。

p5.jsは、"p5.js Web Editor"でコーディングするのが定番ですが、VSCodeでコーディングした方が断然便利ですので、こちらで進めてみます。今回は、JavaScriptを使ったとてもVanila(デフォルト、プレーン)な環境をつくります。

拡張機能

p5.jsをコーディングするのに便利な機能拡張をインストールします

定番 の拡張機能

  • Live Server
    • HTMLとJSを自動的にリロード(ホットリロード)してくれて、更新を確認しやすくなります
  • Prettier - Code formatter
    • コードを自動的に整形。きれいなコードを保てます

for p5.js

いくつかp5.js向けの機能拡張がありますが、ここではこちらの3点を紹介します。どちらかをインストール。

  • p5.vscode
    • DL数が一番多い。TypeScript使用時、オートコンプリート機能が使える。サードパーティーのライブラリを選択してインストールすることも可能。
  • P5 Snippets and Tools
    - スニペットが充実している。また、TypeScript使用時、オートコンプリート機能が使える。
  • p5js Snippets
    • 主にスニペットのみ。

新規作成(テンプレート)

CDNのp5.jsライブラリを利用する

CDNからライブラリをロードするため、オンラインの必要があります。

ディレクトリ構造

シンプルなファイル構成です

├── index.html
└── sketch.js

sketch.jsにスケッチのコードを記述します

index.html

index.html
<html>
  <head>
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/p5@1.4.1/lib/p5.js"></script>
    <script src="sketch.js"></script>
    <title>P5.js Project</title>
  </head>
  <body>
    <main>
    </main>
  </body>
</html>

sketch.js

sketch.js
function setup() {
  createCanvas(400, 400);
}

function draw() {
  background(220);
}

p5.jsライブラリをローカルで利用する

テンプレートから

機能拡張を使って、テンプレートから新規作成できます。
コマンドパレット(command + shift + P)を開いて、p5.vscodeの場合はCreate p5.js Projectを選択。
Settings_—_p5js.png

ディレクトリ構造

次のようなディレクトリとファイルが生成されます

.
├── index.html
├── jsconfig.json
├── libraries
│   ├── p5.min.js
│   └── p5.sound.min.js
├── sketch.js
└── style.css

sketch.jsにスケッチのコードを記述します

index.html

index.html
<html>
  <head>
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/p5@1.4.1/lib/p5.js"></script>
    <script src="sketch.js"></script>
    <title>P5.js Project</title>
  </head>
  <body>
    <main>
    </main>
  </body>
</html>

sketch.js

sketch.js
function setup() {
  createCanvas(400, 400);
}

function draw() {
  background(220);
}

プレビュー

インストールしたLive Serverを使うと、sketch.jsやindex.htmlの更新(上書き保存)結果を自動的にリロード(ホットリロード)しながら確認することができます。

ウィンドウ右下が赤枠の様な表示だった場合は、サーバーが起動していないので、起動します。
startliveserver.png
赤枠をクリックするとサーバーの起動が始まります。
startserver.png
このようにGo Liveと表示されたらサーバー起動が成功です。

次に、エディタのExplorer(ウィンドウ左端にあるファイルの一覧)から、確認したいindex.htmlを選択し、右クリックして、Open with Live Serverを選択します。

openwithliveserver.png

ブラウザの新規タブもしくは新規ウィンドウに、選択したファイルが表示されます。エディタに戻って、編集して上書き保存すると、自動的にブラウザも更新されます。

twowindow.png

コーディング時は、エディタとブラウザを左右に並べて表示すると、更新内容を確認しながらコーディングができて便利です。

4
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?