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レイヤ1まとめ

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3分間 Networking を見ていて忘れてしまいそうな単語などを備忘録としてまとめました。
内容的にはレイヤ1までです。

ホスト

通信機能を持つデバイス(コンピューター、ルーター、プリンターなど)

データユニット

データ本体と付加情報をひとまとめにしたもの

NIC

NICがPCとLANケーブル(メディア)を繋ぐ。
NICはマザーボードのPCIスロットに差し込む。
ノートPCだとPCMCIA(PC)カードが内蔵されている。

ネットワーキングデバイス

基本的には、複数のPCからのデータがLANに流れることになる。その為通信(データの流れ)を制御する機器が必要。それがネットワーキングデバイス。レイヤごとに存在している。

レイヤ ネットワーキングデバイス
レイヤ1 リピーター、ハブ(パッシブ)、リピーターハブ
レイヤ2 ブリッジ、スイッチ
レイヤ3 ルーター

データ

データがメディア(LANケーブルなど)をデータが通るときは信号の形で伝わる。

メディア 信号種別
銅線 電気
光ファイバ 光信号
無線 電波

信号にはアナログとデジタルがある。
アナログは連続的な波であり、デジタルは非連続的なON/OFFで表される。

信号
参照元

モデム

信号の変調と復調を行う。
一般電話回線の場合は普通のモデムだが、ADSLであればADSLモデム、CATVであればケーブルモデムが使用される。
普通のモデムはアナログ信号をデジタル信号に復調するが、モデム自体はアナログ<=>デジタルの変調・復調をする機能を持つものではなく、信号を変調・復調する機能を持つものなので、デジタル信号をデジタル信号に復調する場合もある。

スプリッタ

ADSLは普通の電話の音声信号と通信用のデータ信号の2つの信号が同じ回線に流れている。
その2つを電話機とADSLモデムに分配するのがスプリッタ。

メディア

情報伝達を媒介する手段

LANのネットワーキングメディアは3種類存在する。
銅線2種、光ファイバ1種。
それらの規格を決める団体の中では、IEEE(アイ・トリプルイー)、EIA/TIAの2つの規格団体が有名。

ネットワーキングメディア 説明
同軸ケーブル LANケーブル、TVのアンテナ線など中心に銅の導体がある
ツイストペアケーブル 8本の細い銅線を2本ずつ捻ってまとめて4つの組にしたものが中心にある

ケーブルの型式などの最初の数字は伝送速度、次に伝送方式、末尾の-Tはツイストペアを表す。
-T以外の表記は光ファイバ。-がなく数字のみの場合は同軸で数字は最長距離を表す。

1000BASE-T
上記は伝送速度100Mbps、ベースバンド伝送、ツイストペアケーブルを表す。

10BASE2
などの場合、伝送速度10Mbps、ベースバンド伝送、同軸ケーブル、185m。
最長距離は100m単位だが、2の場合は200mではなく185m。

LANケーブルには伝送速度で分けられたカテゴリがある

カテゴリ 伝送速度
1 電話回線用
2 電話回線用
3 10Mbps
4 16Mbps
5 100Mbps
5より上もあるがとりあえず5まで。

衝突ドメイン

レイヤ1のハブに関係がある。
ドメインという言葉は範囲を持つ。
ハブを使用したLANでは、

ハブは繋がっているホスト全てに信号を垂れ流す→データが衝突するとデータの形式が変わって不正なデータになる→不正なデータを垂れ流す

ということが起こる。
このデータの衝突が発生する可能性がある範囲を衝突ドメインという。
ハブは衝突ドメインを広げる。
その為、伝送速度でホスト同士がやり取りする際に途中経由するハブの数が決められている。

伝送速度 ハブの数
10Mbps 2
100Mbps 4

トポロジ

トポロジはノード(コンピューター、ネットワーキングデバイスなど)とリンク(メディア)で表現する。
物理トポロジと論理トポロジがあり、物理トポロジと論理トポロジは必ずしも一致しない。

物理トポロジには、バス型(バスは母線の意味)、リング型、スター型、ツリー型、メッシュ型がある。
論理トポロジには、リング型とバス型がある。

物理トポロジ

トポロジ 説明
バス型 母線に支線を追加する度にT字コネクタが必要になる。同軸ケーブルを使用。電柱から各家庭に電気を引っ張るイメージに近そう。
リング型 信号が一方通行。2重リングもあるが、伝送速度に影響はなく、冗長性を確保する為。
スター型 中心のノードはハブなどのネットワーキングデバイスになっている。スター型にさらにハブを繋げて拡張する拡張スター型も存在する。
ツリー型 階層構造を持つ。
メッシュ型 全てのノードが相互に直接接続される。余程のことがない限り必ずどこかを経由して他のノードと接続できる。通信が取れなくなると困るような重要な部分で使用される。LANの一部をメッシュ型にした部分メッシュ型、全てをメッシュ型にした完全メッシュ型などが存在する。

論理トポロジ
データの流れに注目する。
データが全てのノードを巡回するような流れであれば、リング型。
データが全てのノードに伝送されるような流れであれば、バス型。

まとめ

レイヤ1で忘れそうな単語をまとめました。

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