初めに
カレンダーが空いている為、投稿させていただきます。
私がAndroidの勉強を始めたAndroid Froyo~Gingerbreadの頃、画面の部品を覚えるのによく活用していたのが、Android SDKにバンドルされている「ApiDemos」という神サンプルアプリでした。いろいろな画面の実装例が入っていた為、通勤電車の中で触りまくって、「この機能の実装が知りたい」と思ったら、帰宅してサンプルコードを読む、ということを繰り返していました。
QMLの画面部品を覚えるのに、ApiDemosのようなサンプルがないかなーと思っていたらありました。
「Gallery」というサンプルアプリです。
そこで、簡単ではありますがGalleryサンプルアプリを紹介させていただきます。
Windows10とAndroidで見比べてみる
Windows10とAndroidでそれぞれアプリを起動した画面を見比べてみます。
ほとんど見た目が変わらないです。
スタイル
デフォルトの設定だと、アニメーションがない(早い?)ようで、Android Studioで作成したアプリと比べると画面表示がパパっと表示されるイメージで少し違和感があります。このアプリは右上のボタンからスタイルを変更できます。(設定を変更したらアプリの再起動が必要)
スタイルについては、Qtのページに説明があります。
Material Designは、AndroidでもiOSでも推奨されるデザインの一つなので、Material Designチックな設定ができるのはうれしいです。
Navigation Drawer
画面の左側からスライドするとメニューが表示されます。いわゆるNavigation Drawerですね。
最後に
簡単ではありますが、Galleryサンプルアプリを紹介させていただきました。
画面に関しては、まずは動くところを見て、興味がある画面部品があったら、QMLでどのように書いているんだろう、と見ていくのが覚える早道だと思います。
Qt Creatorのウィザードで作成されるQMLテンプレートだと正直微妙だなと思っていたのですが、Galleryサンプルをベースに、気になる部分をピックアップしてQMLのコードを書くという方法なら、QMLの学習も捗ると思います。
まずはAndroid端末(もちろんiOS端末も可)にインストールして、通勤電車の中で動かさなくては。