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VirtualBoxを使って2つのゲストOS間で通信してみる

Last updated at Posted at 2017-01-09

はじめに

元々は、VirtualBoxにゲストOSを2つ(ubuntu)を入れて、
その2つのホスト間で通信させようとしてました。
で、調べたらすっと出てきたので、さらっと設定して使おうとしています。

参考サイト

環境

使用した環境は以下の通り。

HostOS version
macOS Sierra(10.12.2)
VirtualSW version
VirtualBox 5.1.12
ServerName GuestOS Memory Storage
サーバ1号機 ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64 2.0GB 16.0GB
サーバ1号機 ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64 2.0GB 16.0GB

構成

構成は以下の図のような感じです。
VirtualBox.png
NAT側につながるethernetは自動的にVirtualBoxが割り当ててましたので、今回は使いません。
外に出るように設定をそのままにしておきます。

今回は、内部ネットワークを作成してそちら側でゲストOS間の通信をして見ることとします。

設定

設定については、参考サイトに書かれていることがほとんではありますが、
一部異なっていた点がありましたので、以下に記載します。

注意)二つのゲストOSで異なる設定情報は、内部ネットワークのIPアドレスだけになります。

ゲストOSの設定

まずは、VirtualBoxマネージャーから設定を行います。
virtualbox-setting.png
①対象となるゲストOSを選択します。
②「設定」ボタンをクリックします。

設定画面が出たら、以下の操作を行います。
virtualbox-netoworksetting.png
①「ネットワーク」をクリックする
②「アダプター2」をクリックする
③「ネットワークアダプターを有効化」にチェックして、「割り当て」に「内部ネットワーク」を選択する
④「OK」ボタンをクリックする

ゲストOSの起動

ゲストOSの設定ができたら、ゲストOSを起動します。

/etc/network/interfacesの変更

ゲストOSが起動したら、ネットワークインタフェースの設定をしていきます。
まずはネットワークの設定ファイルを開きます。
$ sudo vi /etc/network/interfaces

パスワードを入力して、ファイルを開いたら、以下の情報を追記していきます。
追記が終わったら、保存してください。
auto enp0sp8
iface enp0sp8 inet static
address 172.168.0.1
netmask 255.255.255.0

<<<注意点>>>

※「address」に書かれている内容は、サーバ1号機の内容です。サーバ2号機は「172.168.0.2」にしてください。
※参考サイトでは「eth1」と書かれていますが、VirtualBoxだからかubuntu 16.04だからかはわかりませんが、「enp0s8」になります。

ゲストOSの再起動

ファイルの保存が完了したら、再起動してください。
コマンドプロンプトで以下を実行してください。
$ sudo reboot

ゲストOSの動作確認

再起動が完了したら、ターミナルを起動して、IPアドレスを確認します。
IPアドレスの確認ができたら、もう一方のゲストOSもIPアドレスを確認し、
両方の確認ができたら、双方でpingを実行して疎通できているかを確認してください。

さいごに

知っていれば意外と簡単ですが知らなければ知らないまま・・・。
ゲストOSのネットワーク設定はまだ他にもあるので、また時間のあるときに試してみます。
(だいたい、こう書くとやらない傾向・・・)

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