私の記念すべき最初の記事となります。
本記事は1回目のMATLAB記事です。
そもそもQiitaにはMATLAB初心者向けの記事がPython、Java、C言語などに比べて少ないように感じました。
そこで、そんな記事を少しでも増やそうと思いMATLAB記事の連載を始めました。
今回は「レイアウト」と「ドックからの出し入れ」についてです。
前者はMATLAB作業画面のデザイン、後者は編集中のmファイルをドックから出し入れする方法について解説します。
初心者の方はそもそも知らなかったり、あるいはあまり意識しないかもしれませんね。
ただこういう細かい情報を知っていると作業中の無駄なストレスを無くすことができます。
レイアウト
まずは一つ目のレイアウトについてです。
MATLABの上側にある「ホーム」をクリックすると下の画像のように色んな項目が出てきます。
その中で「レイアウト」をクリックするとMATLABのターミナルの見た目を変更できます。
今は「既定の設定」になっています。試しに「3列」を選択してみましょう。
すると下の画像のようになります。
先ほどまで左下にあったワークスペースが右側に移動していますね。
ワークスペース欄にはプログラムを実行した際に作られた変数が全て表示されます。
長い、あるいは大規模なプログラムを実行するとたくさんの変数が作られます。
左下のワークスペースにそれらを表示されると、ただでさえ枠が小さいのにたくさんあって把握しにくいことがあります。
そこでワークスペースを右側に移動させることで、明らかに把握しやすくなりました。
他にも様々なレイアウトがあるので、作業しやすいお気に入りのレイアウトを見つけてみてはいかがでしょうか。
ポイント:「ホーム」の「レイアウト」からMATLAB作業画面の見た目を変更できる。
ドックからの出し入れ
次にmファイルをドックから出し入れする方法についてです。
インストールした最初の状態だとmファイルは下の画像のような場所(ドック)に出てきます。
画像では新規mファイル(untitled)を出してそのことを示していますが、既存mファイルの開いた時も同様です。
ここで、ファイル名のところをクリックしたまま外側へ持っていって(ドラッグアンドドロップして)みましょう。
するとmファイル青枠で囲まれまた後、下の画像のようにドックからmファイルを出すことができました。
これを元に戻したい、つまりドックへ入れたい時は右上の×マークのすぐ下にある「⤵」みたいな記号をクリックしましょう。
ドックから出すメリットとして下の画像のようにコマンドウィンドウとプログラムを同じ画面に並べることができます。
実行したプログラムとその実行結果を同時に見ることができるのです。
また、単純にプログラム(mファイル)全体を見たい時にも便利です。
適宜、取り出すと作業が捗るかもしれません。
ポイント:mファイルをドックから出し入れすることができる。
終わりに
私はノベルゲームが好きでゲーム内のオプション設定から自分のプレイしやすい環境を整えます。
そのオプション画面を開くと作中キャラクターの誰かがしゃべるのですが、ある台詞がすごく印象に残っています。
”細部までこだわるのが美徳というものです”
どうでもいい事かもしれないが、それでもこだわりたいものなんですよね。
※本記事に対する改善点や修正点、またはこんな事が知りたいといったご意見がありましたらぜひご連絡ください。
参考HP