0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

上書きしてしまったユーザー環境変数(Path)を元に戻す方法

Last updated at Posted at 2025-04-23

こんにちは、arcadia13です。
誤って、自分のPCのユーザー環境変数(Path)を上書きするというアホなことをやらかしました。今回その対処法を備忘録を兼ねて残します。

経緯

  • Python環境(pyenvによる)を整えようとして、PowerShellで下記コマンドを実行
$tmp = "pyenv用のパス先"
[Environment]::SetEnvironmentVariable("Path", "$tmp", "User")
  • このコマンドが、既存の環境変数に対して「追加」する処理だと勘違いした状態で実行してしまった

本手法の前提条件

  • Win10 or Win11であること
  • このコマンド実行したPowerShellを閉じていないこと(閉じていたらアウト)

手法

開いているPowershellの環境変数情報の確認

$Env:Path
# 以下に結果が表示される

ここに表示されるのは、開いているPowershellが今使用している環境変数の情報です。Powershellを開いた状態だと、たとえ環境変数を変更してもそれが適用されません。変更適用には、PowerShell自体を閉じる必要があります。場合によってはPC自体を再起動しないと適用されません。今回はこれを利用します。

表示結果をコピーする

マウスなどで表示結果をすべて選択してCtrl+C。

コピーした環境変数を用いて下記を実行

$tmp = "表示結果をコピペする"
[Environment]::SetEnvironmentVariable("Path", "$tmp, "User")

一度PowerShellを落とし、もう一度立ち上げる

コマンドなどを確認して、環境変数が正常に戻っているか確認する

今回の問題点

  • 事前に、削除してOKな自作環境変数などで予行練習していなかったこと
    • 自分のPC環境しか影響がないとはいえ怠っていました
  • コマンドの処理内容を詳しく把握していなかったこと

対処法

  • コマンドの挙動をよく調べ実行する
  • 定期的に環境変数のバックアップをとる

参考

まとめ

上書きした環境変数を元に戻す方法を、備忘録もかねてまとめました。

終わりに

自分の至らなさの結果ですので反省しています。
こんな経験は初めてだったので焦りました。
ただ、今回はPowerShellを閉じていなかったことが幸いしました。
焦りそうな場面こそ、無理やりにでも冷静さを取り戻す、不必要に焦らない訓練が必要だなと思いました。

それではhappy hacking!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?