##はじめに
前回はテキストファイルの作成についてまとめました。
今回はJavascriptファイル間の連携について記事にします。
##教材
Udemy
The Complete Node.js Developer Course (3rd Edition)
https://www.udemy.com/course/the-complete-nodejs-developer-course-2/
##ファイルの作成
連携したいJavascrptのファイルを2つ作ります。
それぞれ、app.jsとutils.jsと名付け、utils.jsにconsol.logを用いてメッセージを書きます。
console.log("The JS files are connected!")
##ファイルの連携
今回は、utils.jsをapp.js上で呼び出します。
requireを用いますが、その際、呼び出したいファイル(今回はutils.js)までの相対パスで書きます。
require('./utils.js')
今回は、utils.jsとapp.jsを同じ階層に配置したので、"."を用いて階層をひとつ戻ってから、utils.jsと書きました。
ターミナルでnode app.jsを実行すると、"The JS files are connected!"と表示されます
node app.js
The JS files are connected!
##他ファイルのオブジェクトを使う
今度は、他のファイルの中で定義されたオブジェクトを使います。
まずは、呼び出したい先のファイルに
module.exports = 取り出したいオブジェクト名 と書くことで、ファイル全体をエクスポートします。
const name = "Tom"
module.exports = name
app.jsで呼び出し、console.logを用いて、出力してみます。
utils.jsはオブジェクトになっているので、変数を定義してapp.js上でも使えるようにします。
const utils= require('./utils.js')
console.log(utils)
ターミナルで、app.jsを実行すると、utils.jsの変数nameの中身が取り出せます。
node app.js
Tom
##複数のオブジェクトを取り出す場合
ひとつのjsファイルから複数のオブジェクトを取り出す場合は、配列にします。
const name = "Taro"
const address = "Tokyo"
module.exports = {
name: name,
address: address
}
取り出すときは、配列名を定義して、配列名.要素名で取り出します。
const utilsVariables = require('./utils.js')
console.log("My name is " + utilsVariables.name)
console.log("I live in "+utilsVariables.address)
実行結果は以下の通りです。
node app.js
My name is Taro
I live in Tokyo