Webエンジニアやアプリ開発者がハードウェアを学ぶのに役に立つアイテムを紹介します。
ハンダコテ
ハンダコテを選ぶときは温度に注意しましょう。ダイヤルで温度が変更できるタイプがオススメです。
こて台
ハンダこての電源を入れても、すぐに高温にはなりません。カップラーメン食べたい時の、湯沸かしポットと同じです。作業が長丁になる場合は、ハンダこてを置く台を用意しましょう。安いタイプは安定しないので火事の元になります。お金に余裕があれば、できるだけしっかりとしたコテ台を選びましょう。自分の場合はハッコー633を使ってます。
はんだ吸取り線
間違ってハンダ付けしてしまった時にあると便利。一度ハンダ付けしたハンダを基板から取り除くのに使用します。除去したい場所に吸い取り線を置いて、上からハンダこてで熱を加える事で、ハンダを吸い取ってくれます。
こて先クリーナー
ハンダ付けが上手い人は、小手先が常に綺麗です。ハンダこての先端の部分を清潔に保つことで、ハンダの塗がよくなります。コテ台に固定できるタイプもありますので、常に手元に用意しておき、綺麗に保ちましょう。
フラックス
取り付け部分にフラックスという液体状の松脂?を塗るとハンダが綺麗に濡れます。
グルーガン
100円ショップで売ってます。ハンダ付けして完成した試作品をカバンにぶち込んみ、移動中にハンダが取れて動かないことありますよね。完成品ば、グルーガンを使って半田の溶接部分を樹脂で固定しましょう。注意点として、一度グルーガンで固定してしまうと、リメイクできなくなります。
テスタ
きちんと説明書通りに取り付けたけど動かない。テスタの通電チェックを使えば、電線の断線など、目では確認できない部分をテストすることができます。また電子部品は電圧や電流の制限があります。たとえば3.3Vで動作する電子部品に5Vの電圧をかけるとぶっ壊れてしまいますので、取り付ける前に電圧や電流を測定しましょう。
オシロスコープ
テスターを使った電圧の測定は正確ではありません。測定した数値を平均して表示しているため、急激な電圧の変化を測定することは出来ません。オシロスコープを使えば、時間軸で電圧の変化を可視化することができます。動作が不安定だったり、ボタンを押した時にご動作が起こる時など、オシロスコープを使用して可視化してチェックすることで、原因を特定することが出来ます。
Arduino
みんな持ってるArduino。脱初心者したいなら回路図や基板データの作成は必須です。そんな時に一番参考になるのがArduino。電子回路や電子基板のデータが公開されてますので、参考になるホームページが多数あります。
CAD
Sparkfunやスイッチサイエンスでは電子工作の初心者が手軽に利用できるように基板に部品を取り付けた状態(シールド化)で購入することが出来ます。商品が届いたらブレッドボードに挿したり、Arduinoにつなげたり手軽に利用できるので便利ですよが、もし電子工作の初心者を抜け出したいのなら、自分でシールドを設計できるようになりましょう。世界には新しい電子部品が次々と登場してます。シールド化されていない部品もたくさんありますのでCADを使って基板を自作してみましょう。中でもEagleは商用利用でなければ、10cm✕10cm以内なら無償で使え、Macでも使えるので試してみてはいかがでしょうか?
たのしい電子工作 Arduinoでガジェットを作ろう!
基板の作り方や回路図の見方などEagleを使った基板の作り方を解説した本です。全くの素人だった私は、この本を読んで基板が作れるようになりました。個人差はありますが、貴重な本です。