6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

OCI Container Instanceが出来ること・出来ないこと(2022/12/22時点)

Posted at

OCIに2022年12月にGAされたばかりのContainer Instanceについて、現時点で出来ること出来ないことをまとめました。

概要:Container Instanceとはなにか

一言でいうと、サーバレスコンテナです。
サクッと立ち上げて、すぐ破棄できるのが最大のウリです。

  • 数秒でコンテナとコンテナ実行用のVMをデプロイ可能
  • k8sなどのオーケストレーションの知識は不要
  • (Container Instanceが実装されている)VMの管理、パッチ適用等は不要
  • オーケストレーションはしない

VPC・サブネットの作成も含め、下の構成が作成可能です。
container_Instance構成図.png

ユースケース

  • 作成したコンテナの動作テスト
  • 開発 / テスト環境
  • ジョブ実行用コンテナ
    • Functionsだと制限時間超えそうな処理の実行など
  • コンテナの学習用実行環境

出来ること

  • コンテナの作成
    • デフォルトはOCR(Oracle コンテナレジストリ)とDocker Hub
    • もちろん、外部レジストリサービスも指定可能
  • 環境変数の設定
  • 起動オプションの設定
  • CPUとメモリの指定
    • 2vCPU~128vCPU
    • 1GB~1024GB
  • パブリックIPアドレスを付与
  • 15GBのエフェメラルストレージが付与
  • コンテナログ出力
    • コンテナで確認
    • APIによる取得も可

出来ないこと(2022年12月22日時点)

  • LoadBrancerのバックエンドに指定
  • 永続ボリューム未対応
  • 追加・変更が必要な場合は基本作り直し
    • 起動後のCPUとメモリの変更
    • パブリックIPの有無
    • コンテナの追加
  • スケーリング
  • コンテナへの直接ログイン
  • プライベートサブネットでの作成

まとめ

サクッとコンテナ立ち上げるのは本当に快適で便利です。
本番ワークロード用のOKEとの使い分けですね。

今は出来ない部分も、これからのアップデートに期待です。

・PS
筆者はJupiter Notebookサーバ立ち上げて遊んでます。
jupyter_notebook.png

6
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?