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Java SE 8のOracleの資格試験(beta版)を受けたのでレポ

Last updated at Posted at 2014-11-25

Oracleが開いている Java SE 8 Programmer I のbeta版を受けてきました。
合格すると Oracle Certified Associate, Java SE8 Programmer(日本でいうところの Silver 相当)の認定を得られます。
Exam Numberは「1Z1-808」でした。(現在は、「1Z1-808」の公式ページにはアクセスできないようです)

beta版の試験とは?

試験の正式リリースの前に実施される試験です。誰でも受験できます。
beta版では通常の試験の数倍の量の問題を出題して、それらの問題の中から、正式リリース版の試験で出題する問題を採用するそうです。
beta版の試験の成績は、正式リリース版の試験問題として採用された問題でのみ採点するそうなので、難易度は正式リリース版の試験と同じです。
試験結果は、beta版がクローズされてから11週以内に通知される、とのことです。結構な時間がかかりますね。

beta版は受験期間が決まっており、2014/11/15(土)までしか受けられませんでした。
なので現在は受験できませんが、

  • Java SE 8 Programmer IIもbeta版があるかもしれない
  • 公式リリース版の試験とかなり内容がかぶっているはず

なので、レポをします。

受験費用は5000円程度で、通常の1/5ほどでした。

どうすればbeta版を受験できるの?

twitterで@OracleCert



という具合にbeta版試験のリリースを告知しているようです。(なぜか@javacertの方では告知がないようです)

もしくは
OracleCertificationの公式ブログでも通知があったようです
RSSを購読しておけばbeta版のリリースに気が付けますね。

Java以外の試験もこれらの方法で告知しているようです。

受験申し込みは、正式リリース版の試験と全く同じでした。
Pearson VUEから申し込むことになります。
全国に各地に小規模なテストセンターが大量にあって、ほぼ毎日いつでも受験できるみたいです。
申し込んでから数日で受験できるスピード感が楽しかったです。

ちなみにbeta版は日本語の情報がほとんどありませんでした。

試験内容

正式リリース版の試験のページそのまんまですが、Javaのかなり基礎です。

  • Stringのオブジェクトはイミュータブル
  • static変数の性質
  • staticメソッドの性質
  • メソッドの仮引数は値渡し/参照の値渡し
  • castできる条件・できない条件

がわかっていれば問題の1/3は解けそうでした。
Java SE 8特有のものとしては、公式ページに載っている通りですが、

  • ものすごく基本的なラムダ式
  • java.timeパッケージのかなり基礎的な部分

が出ました。

beta版だからか、試験はすべて英語でした。
試験問題の大半は英語がほとんどわからなくても意味が分かりますし、それほど時間に追われることはないと思い込んでいたため、私はかなりのんびりと受けました。
しかし、まれに20行程度の試験問題も出てきたりして、時間配分をしくじったために、後半はほとんど問題を読まずに勘で解く羽目になりました。
日本語でも時間不足であせることがあると思いますので、受験前にサンプル問題だけでも見ておけばよいでしょう。

試験のコツについて

ある程度経験があれば難なく解ける問題が多いかと思います。
なので焦らないように心掛けることが大切です。

普段意識しないことが出題される

あるメソッドがどういうExceptionを投げるかといった、普段はIDEが教えてくれる知識を改めて問われるので、ドキドキするかと思います。
ド忘れした知識もあるでしょうから、そういう問題はさくっと直感で答えて次に進みましょう。問題番号をメモして、思い出したら後で戻ってくるといいでしょう。

焦ったら問題を捨てる

これまでの試験の例を見ても、65%くらいの得点率で合格できるようですので、長文の問題は捨てるのも手だと思います。
私は、そうすればよかったな、とあとになってから思いました。

時間配分を意識し続ける

特にbeta版の場合は問題数が膨大なので(150問くらいあった気がします)、1問にどれだけの時間を使えるかを計算しておいて、順調かどうかをこまめにチェックするといいと思いました。
私の場合は、少しのズレが積み重なって最後に焦ったので、ズレを早めに見つけることが大切だと思います。
まれに長文の問題もあるという心構えを持って時間配分に気を付けるといいでしょう。
beta版の試験時間は2時間以上が設定されており、まずまずの長丁場ですが、問題数からいってさほど余裕はありません。

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